2009年 05月 06日
一生モノの勉強法
不況になってくる、先行き不透明になってくるとこういう本が流行るように思います。
ホント、人は死ぬまで勉強だと思うし、勉強することがたくさんあるというのは
伸びしろがあるということで、ありがたいと思わないといけないのかもしれません。
だからタイトルでビビッときたのが一生モノの勉強法!
著者は京都大学の人気理系教授 鎌田浩毅教授
テレビでもひっぱりだこのようで、スタイリッシュな先生のようで、
知っている京大の先生のイメージとは変わってきたなあ…(苦笑)
何はともあれ、この一生モノの勉強法、読みやすく、参考になる部分が結構あります。
自分の時間を増やす工夫やパソコンはアウトプットに使え…
今すぐ使えそうな工夫があり、あっという間に読めます。
何せ、アウトプットのためにインプット(勉強)を求めている。
アウトプットを認めてもらえないような勉強法は、大人にとって「価値」がない。
このフレーズは強烈!
そのためには3つの能力を磨くことを提唱されておられる。
①コンテンツ能力
②ノウハウ能力
③ロジカルシンキング能力
知識としてコンテンツを習得しなければ話にならない、
コンテンツがあってもうまく使いこなすノウハウがなけりゃ役に立たない。
しかも理論だてて考える能力=ロジカルシンキング能力がなけりゃ、相手を説得できない。
アウトプットを認めてもらうところから逆算する考え方自身、非常に説得力がある!
『ヤマを張る』ことの本当の意味もなるほど!
入門書は3冊買って読みくらべてぴったりくる本を選ぶとか、分からない分野は
思い切って児童書を読めとか、飲み会に2時間以上いても意味がないとか、
遊びの予定も最初に入れてしまうとか、師匠を持って、師匠には逆らうな!とか…
時間の有効活用はこんな方法でするのか!と思わず納得!
さまざまなアイデアがコンパクトに詰まっていて、読む人の数だけ活用法が見出せるかも!
でも、これを実践できるかどうかは自分自身なのですが、
ひとつひとつ確実に実行するようになれば、大人(たいじん)になっているかもしれません(ペコリ)
本音を言えば、高校時代にこの本と鎌田先生に出会いたかったなあ…(ポツリ)
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