2009年 11月 18日
路線バス事業リストラの嵐!
西鉄、バス事業をリストラへ
国内最大のバス会社、西日本鉄道(福岡市)が、
2010年度に過去最大のバス事業のリストラに踏み切る方針を
固めたことが17日、明らかになったとか…
日本各地のバス事業は、高速バスで収益を上げ、路線バスの赤字を穴埋めする構造。
ところが高速道路の自動料金収受システム(ETC)割引で高速バスの収支が
急速に悪化し、路線バスの赤字を穴埋めできなくなってしまう…
地域の高齢者にとっては生活の足を奪ってしまうことになるのです。
国土交通省はん!こんな実情、足で歩いて拾っておられますか(怒)
世の中はある意味、ドンブリ勘定が大切だと思っています。
一方で高齢者の運転自粛を求め、片方で高速道路ETC割引で路線バス削減という矛盾。
今、事業仕分けと税制とか騒がしいですが、世の中共存共栄が大事じゃありませんか?
共存共栄の根本は稼ぐところで稼いで、赤字でも共存共栄にとって必要な部分の
穴埋めを行なって、社会システムを維持していくことではありませんか?
稼ぐ部門や事業も社会というシステムが健全に機能していないと殺伐として、
しかも治安が悪くなったり、貧困者に病気が蔓延し、ひいては社会全体の
生産システムや消費にもかかわり、最後には国敗れて山河あり…(苦笑)
キチキチと帳面上、計数管理論至上主義ではいつか機能不全になります。
政治家は選挙という民意の付託を受けますが、事業仕分けで問題なのは
民意の付託すら受けない、任命過程が不透明な仕分け人と称する集団と
己の権力維持ために黒幕となって暗躍する財務省の面々…
そして官僚=悪というレッテルで官僚を全て悪人と決め付けている構図!
一部の官僚腐敗はあるものの、プロの政策集団である官僚の能力を
台無しにしてしまうのもいかがなものか…
稼ぐところで稼ぎ、能力ある者が能力をフルに善用し、弱者を救うべく
赤字部門の穴埋めをして社会全体の共存共栄を図る。
そして時代の流れとともに、お世話になった者が今度はお世話をするという
昔の日本に根付いていた相互扶助、共助の精神。
今こそ、かつて日本にあった共助の精神を取り戻さないと大変なことになる(ペコリ)
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