目先の利益、とらわれるな

今朝の日経新聞に掲載された経済教室!

神戸大学の加護野先生が寄稿された原稿にどっぷり!

タイトルはドラッカーと経営-09年 逆境を超えて

読んでいて思ったことは、利益より大切な目的がある!

この記事のポイントは“利益より大切な目的がある!”にあると思う。

ドラッカーは企業の目的の定義は唯一、顧客の創造と…

企業目的の定義は様々であろうと思うが、
利益より大切な目的があることは確かであること。

不思議なことに利益より大切な目的があると言い続けた
企業家・経営者ほど多くの利益を上げている。

このあたりの論の展開には思わず唸ってしまう。

そして、短期の利益に目を奪われて長期投資や長期の成果に
結びつく投資が忘れられてしまう。

ここにも思わず、唸ってしまう。

短期の意思決定は長期の意思決定を駆逐するという意味で
経営のグレシャムの法則というらしい…

そういえば、住友家の家訓にある“浮利を追わず”とか
大丸の下村家の家訓にある“先義後利”などは
このことを戒めているのかもしれない。

昨今の企業経営と言えば、株主の利益に傾きすぎている傾向が強い!

ところが利益というものは、お客様に製品やサービスをご支持いただいて、
その評価として賜るものだと思う。

そしてお客様に支持される製品やサービスを生み出す源泉と言えば、
従業員であり、従業員の満足度も高めないと、利益を生み出す
お客様を満足させる製品やサービスなんて生まれてこないはず。

そして企業を取り巻く、株主や従業員、経営者以外の
ステークホルダー(利害関係者)の協力なくしては
お客様を満足させる製品やサービスなんて生まれてこないはず。

そこのところを履き違えて、ひたすら目先の利益を追い求め、
ステークホルダーや従業員、はたまた社会に難渋を強いる
企業活動ではお客様を満足させる製品やサービスなんて生まれてこないはず。

すなわち、目先の利益は確保できても、長期的な利益を失い、
その結果、将来的な、大きな利益を失うことにつながる。

企業の株価も同じで、目先の利益やM&Aや買収で利益操作しても
それは空虚なまるで空蝉(うつせみ)みたいなもの。

確かに存続のために目先の利益にこだわらなければならない場合は別として、
安易な手法による、目先の利益にとらわれてはいけない。

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by mitsuketai | 2009-12-30 23:15 | ビジネス | Trackback | Comments(0)