2010年 02月 06日
垣根のない現場感覚!
いくら立派な理念があっても、現場の感覚とかけ離れていては意味がない。
現場の声が生かされないことは大きな迷惑以外の何物でもない。
反面、リーダーが現場の感覚を感じ取ることで、素晴らしい発想に結びつく。
いくら優秀なリーダーでも、全知全能じゃなく、ちょっとした現場の声で
目から鱗が落ちる感覚だってある。
まさに、人生我以外皆師の境地かもしれない。
最近、武雄市の樋渡市長のブログを拝見して感じるところである。
傍から見ると、公務と選挙活動の合間に、ミニ集会や地域訪問を
されていると大変だなあと感じると思う。
確かに体力的にもキツイとは思うが、ご本人にしてみれば
市長室で執務しているよりずっと楽しいのではと推察している。
ブログの記事の文章も何だか弾んでいるモノが伝わってくる。
正直なところ、こんな垣根の低い、現場感覚を大事にする、
市民目線の市長さんなんて、なかなかいらっしゃらない(笑)
意外なところでは、握手の仕方がうますぎる!あれで皆感動してしまう!
他市では、市長さんは話がしたい!とおっしゃっても
秘書課や訳のわからん部署がスケジュールが合わないと
いう理由で横槍を入れて暗に妨害するところもあると聞く。
理由は簡単、余計な仕事が増えるからという自己中心的な基準。
そんな例はほんの一部だと思うが、朱に交われば…の如く
純白な精神で職務に精勤している人の妨害にもなる。
そして、市民感覚や現場感覚と大きく乖離した無駄遣いの
政策が粗製乱造されていくという悪循環。
よくよく考え見れば、多くの人の話に耳を傾け、現場感覚を感じ、
優先順位をつけて問題解決に当たることは究極の無駄遣い防止。
こんな激動の時代、仕事が増えるから…という悠長な時代ではない。
現場感覚を大事にするかしないかで気がつけば、大きな差になってくるのでは…(ペコリ)