刀でバッサリ切るか、木刀で叩くか

社会人駆け出しの頃に教わった格言です。

人を叱る時にどうすべきか?を簡潔に言い表した言葉だそうです。 

相手の立場にお構いなしに、自分の感情をぶつけ、
立ち上がれないくらいに傷つけてしまうやり方が
“刀でバッサリ切る”ということ。

できすぎる人がつい起こしてしまいやすいのも特徴。

つまり、刀でバッサリ切っちゃうと、死んでしまうことから
何もかもTHE ENDになってしまいます。

叩かれた時は痛みとつらさを感じますが、その意味が
だんだん、じんわり分かってもらえる叱り方が“木刀で叩く”というやり方。  

まあ、木刀で叩いても、そのやり方次第では
刀でバッサリ切ったのと同じような結果になることもありますが…

木刀で叩く、じんわりお互いに感情を理解し合えるやり方の方が、
“叱る”という教育的見地からは理想だということかもしれません。

最も大事なことは、相手に対して愛情を持って接しているか否か?

木刀で叩く意味をパワーアップさせるにはそこが必要かもしれません(ペコリ)
by mitsuketai | 2010-09-28 23:56 | 教え