まんまと外れました!

9月30日のブログではこんな予想をしていました。

円相場も円高で騒いでいますが、10月の中旬までには一度
88円~90円くらいに落ち着いてくるように思います。 
 
為替の専門家でもないので予想はどうなるかは分かりませんが、
何となく動きを見ていると、そんな動物的カンが働きます。


まんまと外れました!ごめんなさい!素直に反省(苦笑)

ではなぜ、そんな予想をしていたのか?

あくまで動物的カンが中心ですので…(汗)

そうは言うものの動物的カンにも多少判断材料はあります。

1.9月30日前後の為替相場の変動幅が日々小さくなり
  いわゆる三角もち合いのような気がしたこと。


  三角もち合いの場合、上に跳ね上がるか?下にドスンと下がるか?

  大半の場合、上昇カーブで勢いがあれば、さらに跳ね上がると見るのが常道。

  ところが、急激な円高は日本経済に深刻な打撃を与えます。

  そこで常道ではない、反対の動きをする…そこが僕の少々天邪鬼(あまのじゃく)的発想(笑)

2.急激な円高を避けるため、政府・日銀は何らかの手を打つのでは…

  菅改造内閣が発足し、経済財政運営の舵取りが試されるのではと予測していました。

  しかも急速な円高に何とか手を打たないと、経済界からは菅政権の
  経済財政担当能力を疑問視されかねません。

  案の定、10月4日に日銀は4年ぶりにゼロ金利政策を復活させました。

  この点は予測的中です。

3.日中、及び朝鮮半島の緊張が高まる…いわゆる有事のドル高、円安基調へ?

  尖閣諸島問題で日中間の緊張が高まっている時期でもありました。

  アメリカの空母 ジョージワシントンが周辺海域に出動でもするような事態になれば…

  北朝鮮の権力継承問題も代表者会議の度重なる延期で不透明でした。

  北朝鮮の政権内で混乱、尖閣諸島問題で東アジアの緊張が一気に高まることに発展すれば…

  ここまでの不測の事態は困りますが、一時的に緊張のピークが10月中旬から下旬に…
  と予感がしたのです。

  ただ、アメリカも含め世界経済は予想以上に冷え切っています。

  各国も輸出に有利な自国の通貨安を容認しています。

  その度合いが深刻なため、少々手を打ったところで効果は期待できない時代になってきました。

  アメリカが世界の警察と呼ばれ、世界の覇権を握っていた時は有事のドル高はありえましたが
  多極化、そして基軸通貨としてのドルの影響力低下は否めないかもしれません。

  さりとて、欧州の金融不安も消えないため、基軸通貨として期待されたユーロも役不足。

  消去法で円がたまたまその他の通貨に対して高くなっている面もあります。

  ここに来て中国国内における反日行動の激化、中国指導部内の権力闘争、
  北朝鮮の権力継承もまだまだ不安定…

今回の10月中旬まで予測は外れましたが、トレンドはまだまだ不鮮明。

明日は何が起こるか、まだまだ不透明な流れが続きます(ペコリ)
by mitsuketai | 2010-10-17 14:02 | ウラを読み解く?