2011年 01月 06日
寒の入りに油揚げ
ところで今日1月6日は寒の入りですね。
寒の入りに油揚げを食べる習慣はご存知ですか?
※写真の油揚げは錦市場 近喜商店 『油あげ』
「寒の入りに油あげを1枚、こっそりと厠(かわや・トイレ)で
食べると脳卒中にならない」という言い伝えがあるとか…
昔は高価だった油揚げをこっそり食べる場所といえば母屋の離れにあったトイレ
雪の寒い外気により血管が収縮して脳卒中で亡くなる可能性もあったのもトイレ
そんなことが組み合わさって、寒の入り、油揚げ、トイレとつながったようです。
昔の人の知恵ってスゴイなあ!と思うのが、油揚げが脳卒中予防にいいこと。
こちらのサイトにはこんな説明があります。
油揚げには脳卒中を予防するパルミトオレイン酸が豆腐の7倍も含まれています。
パルミトオレイン酸はオリーブ油などに多く含まれるオレイン酸の一種で
マカダミアナッツオイルやウナギなどにも多く含まれている。
人間の皮膚にも多く含まれているが、加齢により急激に減少する。
パルミトオレイン酸は脳内血管に進入できる数少ない脂肪酸のひとつで、
脳の血管を強くする作用がある。酸化しにくいので、加熱調理にも向く。
そういえば、お稲荷さんには油揚げ、さすがお稲荷さんの位は正一位。
豆腐自体も栄養価が高いのに、油揚げもさらに健康にいいとは…
明日からうどんを食べる時は、迷わずきつねうどんにしようっと…(ペコリ)