2011年 05月 20日
緑茶と煎茶
なぜ、そんなことを思ったかと申し上げますと…
清涼飲料に緑茶飲料として革命を起こしたのがご存知、伊藤園の“おーいお茶”
そもそも最初から“おーいお茶”というネーミングではありません。
発売当初は“缶入り煎茶”というネーミング!
このネーミングからなかなか緑茶をイメージしてもらえず当初は苦戦されたとか…
そこで大学生にアンケートしてみたら、煎茶って何?
煎茶も知らんのか?そんなことくらい簡単だろうと…
ふと自分でも定義してみようと考えると、恥ずかしながら自分もあやふや(苦笑)
お茶の宇治園さんのホームページにきちんと解説があります。
くわしい説明はココをクリックしてご覧下さい!
緑茶とは摘み取った直後に発酵を止める不発酵茶つまり日本茶全般を指します。
煎茶も玉露も、玉露に似た栽培方法のかぶせ茶も、緑茶を熱で焙じるほうじ茶も
栽培方法や加工の方法の違いによるのです。
そして煎茶は新芽が出てから摘み取りまでずっと日光を浴びせて育てます。
程よい渋みと爽やかな香り、すっきりとしていて日本の流通量の80%以上を占める
一番愛飲されていれるお茶が煎茶!
要するに煎茶より一般的な緑茶=お茶というイメージと“おーい”という
親しみやすい島田正吾さんの呼びかけのCMから一気にブレーク!
清涼飲料に緑茶飲料という確固たるカテゴリーも、急須を使わず、
手軽にお茶が飲めるようになった裏にはこんなストーリーがあったとは…
もっともムジカの堀江さんにこんなことをお話ししたら、
缶やペット入りのお茶はお茶じゃない!とお叱りを受けるかも…(ペコリ)