2011年 07月 29日
BCG予防接種事故
BCGの予防接種(生後6か月未満対象)の事故
一度使えば捨てる管針を、他の乳児にも使った可能性がある!という事故の内容。
対象者の数と使った管針の数が合わない…何ともお粗末。
対策として、接種者全員にお詫びと血液検査を実施するとのことらしいが…
お詫びと血液検査、そして検査の結果異常があったらどうするのか?
その前に、被害にあったお子さんと親の精神的苦痛は計り知れない!
お詫びでは済まされないし、金銭的な補償でも済まされるものでもない。
きちんと原因究明が為されるべきであり、対象者の処分も必要だが、
肝心なのは、なぜ起こったのか、どうすれば二度と起こさないようにできるか!
マンパワーの問題なのか?チェックシステムの問題なのか?
よくあるのが、原因究明があやふやで、とにかく誰かを処分するということ。
訓戒と戒告とかそんな一般市民には訳の分からん言葉で済まされること。
罪を憎みて、人を憎まず!
なぜ起こったのか、どうすれば二度と起こさないようにできるか!
そして被害者に対して誠心誠意できるかぎりの対応をとる。
これこそが罪を憎みて、人を憎まずの本質!
形骸化する調査、報告に終わらず、被害にあったお子さんと親の気持ちになって
真相究明、再発防止にあたっていただくことを切に希望したいものである(ペコリ)