戦略は細部に宿る

戦略は細部に宿る!という格言があります。

戦略と言えば、賢いエリートが考えた、飛びぬけた余人が
近寄りがたい、総合的・長期的な計画をイメージしてしまいます。

策定された方策にしたがって行動すれば、失敗はない。

うまくいかないのは戦略に沿って行動していないからだ!

ところが現実はどうでしょうか?

数ある戦略の中で、果たしてどれくらいうまくいっているのでしょうか?

その答えが“戦略は細部に宿る”ということに尽きると思います。

ごく当たり前の小さなことの積み重ねが戦略を構成しているからだと思いませんか?

ひと握りのエリートが考えても、実際に行動する現場が実行しやすい、
いや実行しようというモチベーションがないと、意味がありません。

まさに仏作って魂入れず!みたいな感じ…

いくら、素晴らしい考えであっても、中身は空洞化!

戦略とは、構成する全ての人々や組織が、有機的に関連して、
それぞれが与えれた当たり前のことを愚直なまでにやりきって
初めてそこに息吹があたえられることになるのです。

スローガンや戦略理念がいくら素晴らしくても…

皆さんの周りを今一度見てみて下さい!

そこかしこに空虚な、ただ、ただ何かをしているだけ…

極端な言い方をすれば、時間さえいれば給与がもらえる(苦笑)

そんなところでも、経営戦略や運営戦略があります。

今や形骸化した、せみの抜け殻のような気持ちが世の中に蔓延しています。

ここを何とかしないと、それが経済の浮揚のキーポイントのような気がしてなりません(ペコリ
by mitsuketai | 2011-08-10 00:18 | ウラを読み解く?