2012年 05月 02日
しつけとは…
私はこんなふうに思っています。
“おはよう、こんにちわ”とあいさつがきちんとできる、感謝の気持ちを持って“ありがとう”と言える、
素直な心で“ごめんなさい”の言葉を発せられる、列を乱さず、きちんと並ぶ、
人の喜びを自分のことのように分かち合える心の持ち方。
どれひとつとっても、簡単なことのように見えて、実は完全にできている人って少ない!
むろん、僕も完璧に自信があるわけでもない。
近所に小学生の三姉妹がいらっしゃいます。
おじいさん、おばあさん、おとうさん、おかあさんに三姉妹の小学生のご家族。
このお嬢ちゃんたちが実にしっかりと“しつけ”がされていらっしゃいます。
おかあさんはスリムで美人で働き者で一歩引いて控えめな方だが、“しつけ”はビシッ!
あいさつひとつにしてもできるまで、何回も言い続けるのが極意だとか…
いや、実に1本、ビシッと芯が通っています!実に素晴らしい!感服の極み!
一方で大学の先生や叙勲を受けた方々でも、そのご子息やご息女の“しつけ”に
疑問符をつけたくなる事例も多々見受けられます。
はたまた一見仕事ができると巷でいわれる人間でもどうかなあ?と思うことも…。
将来を考えてみて、子どもにとって何が大事か?
“しつけ”は早い段階から身につけておかないと、取り返しがつかない。
昨今、様々な想像を接する事件や行動が目につくけれど、根っこの部分はやはり“しつけ”。
そして人間が大成するかどうかの最後の人間性の部分もやはり“しつけ”に…
子どもの“しつけ”を疎かにするということは、国を滅ぼすことにつながりかねないような気がします(ペコリ)