なかなかやるなあ!アセンス書店日記

お気に入りのブログに大阪心斎橋のアセンス書店日記がある。

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昨今、書店は大型化の傾向が顕著である反面、街の書店が
あちこちで廃業となることが多い。

大型の書店は品揃えが豊富でありがたいが、個性が感じられない。

一例をあげれば地元の西武にある紀伊国屋書店などは
チェーン店であるがかえって中途半端で本が探しにくい。

何せその日の朝刊の一面に掲載されている本の所在も分かりにくければ、
コンピュータ検索にも入っておらず、店員も分からず、実際はこちらが
入荷されているのを見つけてしまうこともある。

西武と紀伊国屋双方のポイントがあるからつい利用してしまうが、
それでも取り揃えていないことが多いから、最近では見つけた書店で
買うこともままある。

この話の枕は何を申し上げたいのか…書店は大型化の品揃えか個性化のいずれかを目指すべき!

その点、アセンス書店は一般書籍や雑誌も販売しているが、アート書の品揃えという点では
その個性を如何なく発揮していると思う。

リアルな店舗には実際に数えるくらいしか行った記憶がないが、ブログのアセンス書店日記の更新内容を
日々拝見していると、どんな本を紹介したいのか?担当者のその本に対する想いがメッセージとなって
ビンビンと伝わってくるのである。

大きいことはいいことだ!そんな合従連衡や集約化、大型化ばかりじゃ面白くない!

恐竜も大型化したことが滅亡につながったのである。

山椒は小粒でもその辛さには存在感がある。

これからの戦略は大きさか個性かのいずれかである。 

それぞれで一目置かれる存在感を示すことができるか?

何かでナンバーワンになれば…ランチェスタ-の戦略のいわんとするところでもある!

まあ、こんなユニークな書店、厳しい環境の中でなかなかのしたたかさ、いい意味での“しぶとさ“を感じる(ペコリ)
by mitsuketai | 2012-09-21 18:51 | アート