2013年 09月 25日
ひとさじでグンとおいしい!調味料の本
大和書房のコンパクトな文庫本ですが、
内容が充実しているので、おススメ!
読んでいるだけで楽しいし、結構知らなかったことに気づくことも…
冒頭に、調味料ってそもそも何なの?から調味料の「歴史、
調味料の使い方や調味料の保存のキホンのキホンから
始まっている。
基本の調味料、おなじみの調味料、市販の混合調味料、
世界の調味料、ハーブ&スパイスと分類され、
それぞれの調味料が見開き2ページで解説されている。
特にハーブ&スパイスの幅広さと解説は
コンパクトな文庫本にしてはなかなかのもの。
その合間にお役立ち情報もある…
早速、読んだその日から実践できるものもある。
甘い、しょっぱい、酸っぱい、苦い、辛いの
基本の5つの味に、日本人は渋み、旨みの
7つの味のバランスで我々は美味しさを感じます。
素材を生かすのも重要ですが、調味料の組み合わせ、
分量のバランスで味のバリエーションは広がるのです。
日本は湿気の関係から多くの発酵調味料の恩恵を受け、
食材との相性のバリエーションを築いてきた。
日本の四季の移ろいが繊細な色のバリエーションを
育んできたのと同じような感じがする。
案外知っているようで知らなかった調味料の知識!
皆さんも気軽に手に取ってご覧いただければと…(ペコリ)