2014年 02月 21日
東京の景況感と大阪の景況感の差!
新聞報道を見る限り、好転していることが報じられています。
賃上げや消費増税前の駆け込み需要とか明るい雰囲気も…
実際、色々なところから聞こえてくるのは、東京は熱気に包まれているということ。
景況感のバロメーターでもあるタクシーの売上や百貨店等における高級品の売上や
外食の売上など、単価の高いものが景況感を押し上げていると聞きます。
一方で、大阪で色々なところから聞こえてくるのは、景気は落ち込んでいるとか…
大阪市内のタクシーの運転手さんは12月の伸び悩み、1月、2月の落ち込みに苦しんでいます。
外食産業は12月の忘年会はさっぱり、1月の新年会需要に至っては影すら見えない。
企業の地域別売上は前年対比増の東京に対して前年割れの大阪。
大阪、関西の皆さんは実際に道のように感じておられるのでしょうか?
たぶん、明るい景況感を実感されておられる方は少ないのでは…
政府首脳はどうしても東京の熱気や業績だけで判断されておられるような気がしますが、
関西も含めて、景況感に地域差があり、しかも景況感の改善を実感されておられないのでは…
そんな時期に、大阪都構想を巡って、政治的空白が生まれようとしています。
東京都に対抗していかないといけないこの時期に、大阪の地盤沈下はますます進むと思います。
結局のところ、見捨てられるのは市民であり、まともに影響を受けるのも市民です。
政府には関西や地方の景況感の実感部分を真剣に考えてほしいし、大阪都構想については
関係者すべてが大所高所の見地から恩讐を乗り越えて、市民生活の価値向上や
景況感の改善に向けて行動してほしいものです(ペコリ)