2006年 04月 02日
続・武雄感動物語VOL.7 感動の武雄温泉人形祭り
『武雄温泉人形祭り』をご紹介させていただきます。
このお祭りは武雄市の温泉街一帯で、旅館、商店、空き店舗などを
会場に、武雄市伝統の弓野人形や陶製人形などを飾るお祭りです。
また、ここでは、浦郷ご夫妻の壮明窯の趣のある焼き物も
本山ギャラりーで拝見してきました。
温泉通りの本山酒造跡の町屋も、『一ノ瀬泰造写真展』と同様
ボランティアの皆さんが、市民所蔵のひな人形などを展示されていました。
『一ノ瀬泰造写真展』の時も感じたことですが、ボランティアの方々が
持ち回りで展示会のお世話をされていることに、隊長は心を打たれています。
なかなかできそうで、実際にはできないことだと思っています。
また、何人かの市民の皆さんにお伺いすると、これでも市民所蔵の
人形の一部ですよ!各ご家庭にはまだまだ所蔵のお宝が探せば
出てきますとのお話し。
こういったお宝を市民がお祭りのために貸し出し、ボランティアの方が
そのお世話をする。このお考えも市民の皆さんの立派な無形のお宝です。
今回のお祭り自体、いわゆる無形文化財かなって思っています。
無形の市民活動が役割分担してできるということは、町全体に
歴史に裏打ちされた伝統があるからこそ、なせる技だと思います。
この伝統、町衆の心意気、この精神の灯火はいつまでも
絶やすことのないよう、お願いしたいものですね。
おいしいもの見つけ隊どっとこむ