2006年 12月 24日
今、教育に一番求められることは…
私はあいさつと感謝の念とコミュニケーション能力だと思っています。
大人でも、当たり前のあいさつができていないことの多さ!
その点、今年の3月訪れた、武雄市で小学低学年の男子児童が
ニコニコと初対面の隊長に『こんにちわ』と自然体であいさつを
してくれた光景がものすごく新鮮だった記憶が今でも脳裏に
残っています。
お互い、名前も知らなくても、すれ違った人にあいさつをする!
ひと昔前なら当たり前のことに感動するのも、今の世の中の
おかしさを物語っているように思います。
そして、子どもが巻き込まれる犯罪も多いので、見知らぬ人に
うかつにあいさつできない社会もこれまたおかしな話です!
歩道や車道で道を譲っても会釈もせず、当たり前に思っている人の
なんと多いこと!老若男女を問わず、増えています。
ちょっとした親切に感謝の気持ちを表現できない人!
これまた、実に多いので困ったものです(苦笑)
食事の前に『いただきます』の気持ちを忘れている人!
最近、聞いた話の中で唖然としたのは、自分に都合のいい
主張を教育現場に押し付けてくる父兄の多いこと!
数学や英語も必要ですが、あいさつの重要性と
最低の社会ルール、そして国語能力の向上!
これをありとあらゆる場面で徹底的に教える必要があると思います。
そして、権利というものの本質を教える必要があると思います。
今では、権利や選挙権は当たり前のことだと思っていますが、
歴史や憲法の勉強を通して、先人がどのような思いで権利を
獲得してきたのか、権利の主張の反対には常に義務が生じること!
権利の執行も使いようによっては、権利の侵害という、
良薬も使いようによっては毒薬になる怖さ…
この基本中の基本が欠けていることが、いじめ、殺人、不正や
税金の無駄遣いなどが横行している大きな要因だと思います。
安倍総理が掲げておられる『美しい日本』にとって本当に必要なのは
凛として、礼節をわきまえる人間像ではないでしょうか?
そして古来より大切にしてきた、自然や万物に対する感謝の念!
世界が追随できない唯一無比なのが、この凛とした精神や
快楽におぼれない質実剛健や質素倹約等…
日本浮上のカギはココが握っているかもしれません。
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