2007年 03月 17日
ドラフト問題と人材確保!
渡していた問題が物議を醸しています。
優秀な人材を早い段階から囲い込みをしたい!
これはプロ野球界のみならず、一般企業にも言えること。
町の中で大学生が就職活動をしている姿を見て、
そんなことをふと思ってしまいました。
大手の有名企業は別として、これからの少子化時代、
優秀な、というよりはその企業が求めている人材の確保は難しくなっていくはず。
今から15年も前に、人余りといって、長期的な人事戦略を持たない企業は
そのうち、人手不足で倒産する時代が来るという理論をあちこちで訴え続けた
時代がありました。
ある日突然、状況が一変するという意味で名づけて『浦島太郎理論』
当時は誰も人手不足や2007年問題なんて耳も傾けてもらえなかった…(笑)
西武球団のように裏金を渡すような活動はいけませんが、一般企業が
高校生や大学生と早い時期に接触できる、人事部とは少々趣を異にする
スカウト部門みたいな組織が必要な気がします。
そのスカウト部門は興味のある学生に集まってもらい、その学生の持てる能力が
自分の企業で開花できるかをメンタリングし、本人にも体験の場を作り、双方が
信頼関係とコミュニケーションの場を構築することや必要な知識の習得を学業と
リンクさせることも学校側の理解も得ながらできる仕組みが理想だと思います。
最近は行政や企業もインターンシップが盛んですが、もう一歩踏み出した形での
人材確保が必要な時代の到来はそう遠くないのでは…
大学も高校生確保のため、あの手この手で高大連携を行っていますが、
そのうち、高大企業連携、アラカルト方式で人材確保する企業が
生まれてくるような時代の到来に動物的カンが働いてなりません。
長所短所はあると思いますが、少なくとも、せっかく確保した人材が
失意の中で去っていく確率は少なくなると思うのですが…
ちなみに、一時期、こんなことをしたい!と勤務先のトップと同行出張の時に
熱く訴えたことがありましたが、あえなくボツになった思い出が…(苦笑)
どこかで、こんな仕組みの実現を考えてくれたら、いいのになあ!