2007年 04月 03日
神戸 北野工房のまち!
北野工房のまちは平成8年に閉校した北野小学校の校舎を有効利用しています。
ホームページによると、
●校舎は、住民、観光客、一般市民を対象にした「神戸ブランドに出会う体験型工房」
●校庭は、北野地区に観光バスの駐車場が無いため、観光バスの駐車場として活用。
実際、中に入ってみると、2階は教室を活用したギャラリーやスイーツショップ、ビアレストランなどがあり、3階は講堂にして集会スペースに活用され連日、若い女性を中心ににぎわっています。
そもそもこの学校が閉校になったいきさつは生徒数の減少と平成7年の
阪神大震災によって校舎一棟が損壊して使用できなくなったことが原因!
そうなると一見お荷物のように思いますが、こうしてギャラリーにも
使用できるし、大きな教室は集会スペースに使えるし、校庭は少し
整備すれば、立派な駐車スペースに活用できます。
しかしながら、どこでも成功するかといえば疑問が生じます。
進取の気風に富んだ神戸っ子が、トアロードを行き来する当時の外国人の
ライフスタイルを積極的に自分たちの生活に取り入れて育ててきた靴やコーヒー
洋菓子、洋家具、ジャズといった文化の素地を生かせたからだと思います。
その上、それぞれの達人に神戸マイスターの称号を与え、体験型工房として
うまく集客していることも長続きしているポイント!
日本各地には、伝統文化の素地が息づいているところが結構あり、
廃校にした小学校の校舎活用法を検討しているところもあるはず。
その地域の伝統を生かした校舎の有効利用ができれば面白い
活性化ができるとともに、経済効果の側面も…
もし田園風景の広がるところがあり、隊長が活用法を考えるとしたら
野菜を様々な角度から楽しむことができる体験型やさいの学校を
実現させてみたいなあと思っています(笑)