2007年 05月 03日
5月3日
凶弾に倒れた小尻知博記者は高校の先輩。
そんな関係もあって、さぞかし無念で心残りだった心情を
どうしても思い出すのが5月3日!
その日がこれまた憲法記念日というのも何か奇縁を感じます。
今、国民投票法案が国会で審議されています。
改憲か護憲かいう議論もさることながら、大事なことはなぜ改憲か、
憲法のどこの部分を変えることを目指しているのか、その点を明確に
しないまま、国民投票法案だけが先走りしているような感じがします。
まずはどこの部分を変えるか、憲法草案を示して、その過程として
国民投票法案をどうすべきかという方がスッキリ分かりやすい!
その前に必要なことは、国民ひとりひとりが憲法に感心を持つこと!
「憲法は、個人を尊重し権力に歯止めをかけるもの」
我々市民ひとりひとりが自由に行動できるのも憲法のおかげであり、
多くの人々の犠牲と努力の上に成り立っていることをもっと教育現場で
教えるべきだと思います。
そうすれば、自分たちの権利も他人の権利を尊重しなければ
ならないことも理解できるはず!
そして最も大事なことは、国民にきちんと説明できる議員を選ぶこと、
すなわち、棄権せず、選挙に行くことです。
我々市民にできる最も有効な手段は投票すること。
そして、市民が関心を持つことで、政府や国会も真剣になるはずです。
そのためにも、言論を暴力で踏みにじることがあってはならない、
5月3日はそんなことを考える日であり続けてほしいなあと思います!