2007年 10月 12日
謝罪記者会見の心得?
日本信号や賞味期限の改ざんで赤福と謝罪の記者会見が
相次いで、画面で映し出されていました!
先日、ニュース・リリースに関するセミナーでこんな話がありました!
ある上場企業の広報の方が、新聞社や放送局のパネラーに質問!
『好感の持てた謝罪記者会見は…』という内容。
答えは、早く報告すること!ウソをつかないこと!
どこかのマスコミにすっぱ抜かれる前に記者会見を開くこと!
分からないことは分からない、とにかくウソをつかないこと!
すっぱ抜かれたり、ウソが後で露見すると、イメージダウンがひどく、挽回は難しい!
ただ、ケース・バイ・ケースで当事者の立場に立つと、頭では分かっていても
なかなか難しく、ひと言で済まされないのが謝罪記者会見!
ひょっとして、記者会見でイメージダウンしたり、大量の返品や取引停止に
なると企業の存続にも関わるので、最小限度の発表にとどめたいのも人情!
また、ご愛顧いただいたお客様への何とも言いがたい申し訳なささ!
経営者にとってはお客様と従業員や得意先の生活保障との板ばさみ!
当事者にとっては色々な思いが交錯する謝罪会見は
できれば開催されないよう、不祥事が発生しないことを願いたいものです!