2007年 10月 16日
キャベツにも個性がある!
先日、スーパーで見事なキャベツを発見しました。
そのキャベツは北海道産、しっかり巻いているし、
色も鮮やかで、見るからにみずみずしい!
ところが、前日に群馬の嬬恋産のキャベツを買っていたので、
今回は、新鮮なうちに食べられないので、買うのをパス!
キャベツはあくまでキャベツですが、産地や時期によって
味わいは違うし、よく味わってみると、それぞれ個性があります。
昔、NHKの連続テレビ小説ひらりで石田ひかりが演じる主人公の
叔父さん役で出ていた、石倉三郎がドラマの中で、ワンカップ大関片手に
生のキャベツを1枚づつはがして、何もつけずに食べていました。
確か、“ワンカップキャベツ”って言っていたように思います(笑)
おいしいキャベツは何もつけなくても、噛めば噛むほど
ほんのり甘みがしてきます。
案外、酒の肴としてはシンプルですが、なかなかいけるような気がします!
我々マイスターは、野菜を食べる時に、次の4項目に
注目して、野菜に対する評価をしていきます。
品種を示す“氏”、産地を示す“育ち”、収穫時期を示す“ころ”、
鮮度を示す、あの採りたての“たて”
氏が違うと味わいが違うのは当然かもしれませんが、
“育ち”や“ころ”や“たて”によっても味わいは違います。
お仕事に忙しいお父さんやお母さん、休日にお子さんと
いっしょに野菜の食べ比べをなさってみてはいかがですか?
そして、自分の感じたままを自分の言葉で表現してみて下さい!
これも立派な食育であり、表現力も豊かになると思いますよ!