2007年 12月 01日
池田の逸翁美術館
逸翁とは、私が最も尊敬する経営者 小林一三氏の元邸宅に
収集された美術コレクションを展示しているこじんまりとした美術館です。
小林一三氏に関する著作のほとんどを読破している
自分にとっては、なぜ今まで行っていなかったのか?
これが不思議なくらいです。
掛け軸や茶碗、茶道具はもちろんのことですが、この邸宅の
建物や茶室、庭園など見所の多いのが特徴!
大山崎山荘美術館や逸翁美術館といった邸宅風の美術館は
その収集のセンスとあいまって、私は気に入っています!
今、ちょうど開館50周年 特別記念展が開催されています。
その一歩手前に、阪急や宝塚歌劇関係の資料を閲覧できる池田文庫があり、
そこでは明日2日まで阪急100周年記念展が開催されています。
宝塚歌劇の創設、電車の中吊り広告やターミナルデパート、
新橋の第一ホテルに代表されるビジネスホテル、円形のコマ劇場や
東京電力の前身である東京電灯における電力開発事業や沿線の宅地開発
阪急ブレーブスの創設や小売業主導のプライベートブランドの開発など…
今思えば、大衆を中心とした現金商売のビジネスモデルの産みの親!
そんなことを考え、阪急の歴史も資料やビデオで見れて、はたまた感心と感動!
関西の方はご存知ですが、梅田-十三間の新淀川鉄橋を渡る
神戸線・宝塚線・京都線の3線複線化を実現したのが、昭和34年2月18日!
あの風景は圧巻ですが、なにを隠そう、その翌日が隊長の誕生日!
たわいもないことですが、何だか妙にうれしい気分です(笑)