2007年 12月 21日
おもてなしの源流
確かに、リッツカールトンに代表されるサービスもいいのですが、
どうも京都の俵屋などの旅館のそれとは違うなあ…
ずっとモヤモヤしていた消化不良の状態をスカッと解消してくれました!
それが、この本 おもてなしの源流!
この世の中、望んでいないことがサービスの名のもとに
押し付けられていることがいかに多いか!…西洋流のマニュアル主義の弊害!
よそおい、しつらい、ふるまいといった日本の伝統文化の
素晴らしさが見直されてきています。
海外からのお客様が京都にあこがれを感じるのもそこだと思います。
ただ、京都のすべてが期待に応えているかどうかは別ですが…(苦笑)
“おもてなし”は“もてなし”の丁寧語ですが、
“目立たない部分に粋を感じる”という意味で
表から見えない=おもて・なしにも通じるかなあ!と
勝手に解釈しています(ペコリ)
この“おもてなし”はゼニ・カネを出せばできるというものではなく、
心からお客様に楽しんでいただくために“何をなすべきか”という
ことを、どこまで追求できるかにかかっていると思います。
まあ、何はともあれ、皆さんにとって“おもてなしとは何か”を
考えるきっかけにしていただければ幸いです!