2008年 08月 05日
塩の種類の多さに考えること!
実にたくさんの種類の塩があり、どの塩がいいのか悩むところ!
昔は塩と言えば専売公社の塩しかなく、何でもその塩で対応していました。
ところが今や塩も専売制ではなくなったので、種類が一気に増えることに…
そして、料理や用途によって塩も使い分けることができるようになってきました。
用途別に分けると次の5つのパターンに分かれるとか…
①鹹味(かんみ)塩…塩化ナトリウムが多く、直線的な辛さ
②苦味(にがみ)塩…相対的に塩化マグネシウムが多く、塩辛さと苦味がある。
③酸味(さんみ)塩…相対的に塩化カリウムが多く、塩辛さとほのかな酸味がある。
④甘味(あまみ)塩…相対的に塩化カルシウムが多く、塩辛さが穏やかである。
⑤旨味(うまみ)塩…相対的に塩化ナトリウムの含有量が低く、
各種ミネラル成分がバランスよく豊富に含まれており、
味わいは旨味があり、あと味にほのかな甘さが感じられる。
それぞれの塩の特徴によって、振り塩に使ったり、和食に使ったり、
漬物・煮物に向いていたり、茹で塩でもパスタ用と野菜用に分かれています。
ご縁のある方で、詳しい情報が欲しいという方はご案内しますので、ココまでご連絡下さい!
ところで塩の使い方って、人との接し方に似ていると思いませんか!
ズバッと核心を突いて、お尻に火をつけないと動かない人には
鹹味(かんみ)塩のような辛口の対応(笑)
ほろ苦さで諭す苦味(にがみ)塩のような対応、ちょっぴりさわやかさが残る
酸味(さんみ)塩のような対応、穏やかに言って聞かせる甘味(あまみ)塩、
そして将来にわたっていつまでもじ~んとくる旨味(うまみ)塩のような対応…
塩の使い分けと同じように、コミュニケーションに利かせるスパイスも
TPOと相手の性格に応じて使い分けしていかないといけませんね!
努力していながらなかなな成果が出ない場合は甘味(あまみ)塩、
努力もせずに、ずるい人間には強烈な鹹味(かんみ)塩かなあ…(苦笑)