先制!中押し!ダメ押し!

野球でもサッカーでもスポーツや勝負の世界で
勝ち負けを決する場合によく使われる言葉です。

先制して、中押しでゲームを有利に進め、最後は勝利を
決定的なものにするためにダメを押す!

これはビジネスの現場、いや何事においても大事だと思いませんか?

ここ数年感じていることは、何事も1回だけ意思を伝達しても伝わらないこと(困)

1を聞いて10を知る…それは今は昔、10を聞いて10を知る…それもなかなか
3を聞いて1を知る…これが今の主流かもしれません。

まずは1回目でアナウンスをして予告案内、2回目に確認の意味を込めて再度告知、
そして最後は“忘れるなよ”の意味を込めて最終警告(苦笑)

もっとも、皆さんの周りは“1を聞いて10を知る”が存在しているかもしれませんが…

ではなぜこんな現象が起きているのか?

ひとつには我々をとりまく情報量の多さが原因になっているかもしれません。

色々なメディアや街の中にあふれる情報、IT社会における情報爆発と
伝達速度の猛スピード化や考え方の多様性。

これを処理するスピードに脳がついていけないのかもしれません。

だから、例えば中身が無くてもうまく表現されている演説にコロッと
心酔して、騙されることにもつながっているのかもしれません。

テレビもパソコンも何もないところで、脳の休息・リフレッシュを
させることが、かえって“1を聞いて10を知る”訓練になるような気がします。

できるだけシンプルなものを徹底的に感性を研ぎ澄ませて考える!

そうすると一瞬にして何が大切か!を見極めることができ、
コミュニケーションにおいて先制!中押し!ダメ押し!は
必要性がなくなるかもしれないですね(ペコリ)
by mitsuketai | 2008-08-08 21:59 | ウラを読み解く?