2008年 08月 21日
日赤病院 9割医師不足
医師不足の問題は深刻ですが、色々と専門家でない者が
あれこれ言う資格はありませんが…
しかし、正直なところは“日赤までもが…!”
大学病院は別として、日赤といえば地域の中核拠点病院です!
しかも災害等が起これば、日赤の役割は大きいはず!
そこの医師が不足しているということはまさに危機的状態です。
以前、医師余りを指摘した方々がいらっしゃいましたが
その方々の氏名を公表して、必要とあらば弁明してもらってみては…(苦笑)
テレビ等で報道される医師の過酷な勤務状態に少しでもミスをすれば
医療過誤を問われる状況では医師にとっても過酷だと思います。
医師を確保する抜本的な対策を国家レベルで考えないといけないのでは…
喫緊の状況の解決と並んでこれからの医師確保も考えないと!
戦前には欧米列強に追いつけ追い越せで、教育水準を高めるために
師範学校を国家レベルで充実してきたことがご承知の通りだ思います。
成績は優秀だけれど経済的な事情で進学できない学生に
無償で教育を受けさせる代わりに一定期間、ご奉公するシステム!
似たようなシステムは自治医科大学や防衛医科大学にありますが、
戦前の師範学校制度から考えると中途半端だと思います。
国も中途半端な予算を組むより師範学校の制度を模範とした
医学教育制度を考えてもいいのでは、一定の経済的条件による
受験基準を設けて、中高ならぬ高大-医学進学コースを考えてもいいのでは…
そしてそこを出た学生はあらかじめ指定された日赤等の地域中核拠点病院に
一定期間勤務してもらう代わりに一切の費用を免除する!
それと医師の過酷な勤務状況を改善する煩雑な事務作業をサポートする
職員の資格を考えるのも一考かと思います。
あちこちで頻発する公務員の無駄遣い、私的流用には厳罰を科すと同時に
こういう医師養成制度に税金を使うことは国民の理解は得やすいと思います。
もちろん医療界にも使命感に燃える先生もいらっしゃれば、倫理感に欠ける
悪党もいらっしゃるのでその点の信賞必罰・報奨懲戒制度も必要ですが…
福田首相も舛添厚労相にも真剣に考えていただきたいものです。
医療の充実、国民の生命の安全は国家の仕事じゃないですか!
ああ!久々に世相を切っちゃいました!(ペコリ)