2008年 11月 02日
やぎさんがたまごを産んだ!
やぎさんは皆さんご存知のように哺乳類です。ですからたまごは産みません!
ええっ、やぎがなぜたまごを産むの?やぎのたまごってどんな味…
先日、出張先のJR福知山駅で列車待ちをしていた時に
目に飛び込んできたのが、このやぎさん!
しかも、京都大丸で話題沸騰とか…知らなかったという負い目も感じます(苦笑)
ここまで来ると、生来の好奇心というか探究心がじっとさせてくれません(笑)
マーケティングでいうところのAIDMAの原則で言えば、
Attennsion(注意)とInterest(興味)の導入部分がココだと思います。
その点では成功ですよね!ともかく注意と興味を持ってもらわないと
スタートラインにはつけませんから…
そこでよく見ると、たまごの正体がチョコレートでコーティングした
レモンケーキにやぎ乳で作ったチーズが入ったお菓子である
ことが分かります。
ああ、なるほどこれがやぎのたまごかあと感心します。
ところがレモンケーキにやぎ乳のチーズってどんな味なんだろう!
この部分で一度食べてみようかなあと思います…これがDesireのDの部分かも!
(正直、まんまと術中にはめられています…笑)
よほどのチーズ通でないかぎり、日本人にはやぎ乳のチーズって
どんな味か分からない場合が多い。
(もっともイタリアやスペイン、ギリシャの山岳地方では
やぎ乳のチーズの方が一般的ですが…)
食べてみると、レモンケーキの酸味とやぎ乳のチーズの
あっさりとした酸味がこれまた絶妙に合うから不思議。
でもなぜ、やぎのたまごなんだろうか?そんな疑問湧きませんか?
ヒツジさんのたまごだっていいし、モーモー牛さんのたまごだってありかも…
やぎのたまごには実はしっかりしたストーリーがあったのです。
このやぎのたまご、今では通称やぎたまで通っていて、
やぎたま買いに行こう!やぎたま食べた?がもっぱらの合言葉だとか。
こういう形で多くの人の脳裏にインプットされていて、口コミで広がっていくと
もはや認知度が高まって、購買というアクションにつながっていきます。
つまり、これでM(Memory)とA(Action)でAIDMAの完成ですね(笑)
ユニークなネーミングにピッタリの商品、そしてストーリーと口コミ!
これが京都の山あいのやぎを飼っている村から発信!
実にうまいなあ!あやかりたいものです(ペコリ)