事例で学ぶ!地域ブランドの成功法則33

事例で学ぶ!地域ブランドの成功法則33
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この本は何も地域ブランドだけでなく、全てのビジネスに通じる内容が満載!

関あじや関さば、徳谷トマト、富士宮やきそば、小布施…
数え上げたらキリがないくらいの事例とその成功要因を
解説し、そこから33の法則を導き出しておられます。

まず言えることはデザインを変えたり、地域商標をとったり、
思いつきだけの製品なり、サービスじゃブランドではない!

ここに紹介されている事例は苦労の末にブランドとして認知され、
しかもそのブランド維持向上の仕組みが徹底されています。

確かに商品開発において“ひらめき”は重要です。

この“ひらめき”から商品開発までの道のりには山あり谷ありなのです。

ここでブランドにまで高めるには何が必要か…

それはズバリ!最後まであきらめない執念だと思います。

やみくもに執着することではなく、信念があれば最後の最後まで
試行錯誤を経て、失敗から成功へのステップを一段づつ駆け上がること。

誰もが途中で脱落していくと、最後まであきらめずに努力した果実はオンリーワン!

そこまで来れば、誰も追随できなくなって、ブランド価値が産まれてくるのだと…

ところが一番いけないのは議論や批判ばかりが先行して、
とりあえずの第一歩が踏み出せないことだと思いませんか?

富士登山に例えると、一合目を登るから2合目が見えてきて、
その繰り返しの延長線上に頂上が見えてくるのです。

とにかくやってみる!反省すべきところは謙虚に、信念に耳を傾けながら
人の意見に流されないように、自分を信じて行動する。

今回、本を読んでみて一番感じたことは“熱しやすく、冷めやすい”はダメ(苦笑)

そしてよその成功事例をただ単にマネをしただけでは通用しない!

千里の道も一歩から、ローマは1日にてならず!

ねばりと緻密と心配りの大切にしているところは神様も見捨てないだろう!(ペコリ)
by mitsuketai | 2008-11-03 22:00 | おススメ本