2009年 02月 16日
汗をかかないと…
確かに不況もあったり、原材料の高騰もありますが…
汗をかかなきゃ、努力もしなければビジネスは成り立たない。
通常、流通の流れではメーカー⇒大卸⇒中卸⇒小売店⇒生活者。
大手の卸売業はIT化と省力化と囲い込みで生き残っていきます。
メーカーも商品開発力と価値ある品質をタイムリーに提供できるところは生き残る。
小売の最前線も集客できる力があるところはますます勝ち組になる。
問題は従来からこうしたところと取引があるという理由だけで
胡坐(あぐら)をかいている中間業者。
メーカーも小売も大卸もコストを削って必死なので、商品も開発できなきゃ、
提案もできない、客先への説明はメーカーに任せて、商品は直送で何もせず、
伝票を右から左へだけで、暴利をむさぼっているところもままあります。
それも取り巻く現状を知らずに、リスクを負わずに…
また小売の最前線では新しい商品や新しい提案を待ち望んでいるのに、
そのニーズを汲み取ってメーカーにフィードバックしたり、コラボレーションの
提案ができないという嘆きの声を最近、よく伺います。
メーカーも小売業の最前線も大手の卸売も頑張っているところは
眼に見えないコストとリスクを背負っていて大変な状況です。
そうした中でリスクを負わない、頭にも身体にも汗をかかないところが
不振に陥り(もっとも当然かも…)組織体を維持するために、利益の
確保に走るため、さらに悪循環になっているところが目立ってきています。
不思議なことに、そういうところほど、利益を一番多く載せているのです。
それでは商売にならないのは当然のことですが…
リスクも負わず、提案もなく、右から左へのビジネスは通用しなくなってきたのです。
そうは言うものの、メーカーも単なる商品原価以上に、商品開発には
売上に反映できない費用が羽を生えたように飛んでいきます。
相当頭にも汗をかいて、身を削っていかないと、安穏としていられない時代に突入しています!
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