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阪急阪神ホテルズの食品表示が問題となっています。

誤表記なのか?偽装なのか? 

これは正直な意見を述べれば、線引きは難しいと思います。

もっとも車えびの代わりにブラックタイガーは誤表記では済まないと思いますが…(苦笑)

今回、あちこちで問題になっているのがフレッシュジュース!

確かに果実をカットして搾り器やジューサーで搾ればフレッシュジュースに間違いありません。

水を一滴も加えず搾ったままのストレートジュースを冷凍したものは…

正直、線引きは難しいですが、JAS法の果実飲料品質表示基準や
果実飲料等の表示に関する公正競争規約の規定によれば、これは認められないのです。

文言上、“手搾りのジュース”とうたってしまえば問題になるかもしれませんが、
“手搾りの風味を生かした冷凍オレンジジュース”ならOKかもしれませんが…

実際、手搾りのオレンジジュースと冷凍パックのストレートのオレンジジュースのどちらが美味しいか?

美味しさの観点から言えば、冷凍パックのジュースが美味しい場合もあります。

消費者がどちらに価値基準を置くか、その対価として支払った価格に見合うのか…

満足度がどこにあるか…この点が偽装なのか?認識の違いとしての誤表示なのかが難しいところ!

加工品のストレートジュースでも、JAS法の規定ではりんごジュースにビタミンCを酸化防止目的で加えても
ストレート表記できるのに、パイナップルジュースは同じようにビタミンCを加えるとストレートジュースの表記は
できません。

理由はパイナップルはビタミンCが豊富で褐変防止のビタミンCを添加しなくてもいいから認められない。

実際に、りんごの褐変度合いとパイナップルの褐変度合いのサンプルを持ち込んで折衝した経験もありますが、
最後はJAS法ではそういう規定になっているから…の一点張り(涙)

こればかりは担当者の立場も分かるので何とも言えないのですが、いささかスッキリしない規定も多いのです。

ご興味のある方は下記をクリックしてご覧下さい。

JAS法果実飲料品質表示基準

果実飲料等の表示に関する公正競争規約

いつも申し上げますが、食品の表示には食品衛生法、JAS法、景品表示法、計量法、健康増進法、薬事法など…

これらが複雑に入り組んでいて、正直申し上げて担当者には酷な部分がかなりあります。

しかもそれぞれの所轄官庁がバラバラ、つまり縦割り組織の弊害そのもの!

消費者庁で食品表示を一元化なんて言われていますが、東京にしかなく、
地方出先では各省庁にお伺いを立てないといけない煩雑さがあります。

食品表示の規定自体も業界団体の政治力の強弱で品目毎に厳しいものと緩やかなものがあります。

しかも規定にあいまいな部分もあって解釈も難しく、厳しい部分の確認になると
一見理不尽かな?と思われる杓子定規な対応やあとはメーカーの自己責任で…と
うまくかわされたり、担当者が代わると、解釈も180度変わることもあります。

当然、これで大丈夫!というお墨付きの印なんてほとんどもらえません。

これは立場が変わると、行政の方ではあとあと問題になるかもしれない証拠は残さない!
という組織風土というか縦割り体制の責任の所在問題も理解できない訳ではありません。

2人1組で交渉に行って、一字一句打合せ内容をもうひとりに筆記させたものを
確認のために翌日FAXを送っても否定されることも時にはあります。

また中小企業はいったんラベルやパッケージを印刷するとその消化に時間がかかり、
それを廃棄すると経費のロスにつながるので、慎重に見解を確認するのですが、
かなりの作業と時間と神経をすり減らします。

一方でグレーな表現で金儲けをしている業者が何ら摘発されない理不尽なこともままあります。

公平な対応を求めて、他の業者のグレーな部分も同じように指導をお願いしても
“全部には対応できません”とか“交通違反も全て取り締まれないでしょ!”と
まあ、行政担当者の立場も分かるのですが…(苦笑)

おそらくメーカーの担当者も大変ですし、最前線の部分で対応されておられる行政の担当者も
規定にあいまいな部分も多く、解釈に困られる部分もあると思います。

その上に、利益や差別化をもとめられるので大変な部分もあります。

また異常気象や安全安心、食物原料価格の高騰で原材料の調達先が変わるため、
パッケージに原産地表示を示すことが難しいこともあります。

食品業界に携わる人間には一部には偽装を平気に行う経営者や表示に不勉強、不真面目な経営者もいるかもしれませんが、曖昧な規定の狭間の中で、神経をすり減らしながら、真面目に悩んでいる者もたくさんいらっしゃいます。

だからと言って、今回の阪急阪神ホテルズの問題は、こういった事情とは一線を画すものであり、
その決定的な点は顧客に優良品と誤認させて、そこで利益を上げている点です。

今回このテーマで取り上げさせていただいたのは、複雑怪奇な食品表示規定と
政治的なしがらみや法令の解釈のさじ加減ひとつで真面目な食品業界が困っていることと
十把一絡げにしていただきたくないという制度上の不備を指摘したかったのです。

毎回思うのですが、“罪を憎みて、人を憎まず!”

食品業界全体がすっきりと、しかも事業として成り立ち、携わる人間が安心して
自信を持ってお客様に喜んでもらえることを生業としてできる制度・仕組みが必要なのでは…(ペコリ)
by mitsuketai | 2013-10-31 23:45 | 食の安全&表示

あの百田尚樹さんの“海賊と呼ばれた男”の主人公 出光佐三さんの生き様を
別角度で書かれているのが“出光佐三の日本人にかえれ”

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著者はSBIホールディングス社長 北尾吉孝さん!

もちろん、百田尚樹さんも絶賛されている著書で書店での売れ行きも好調だとか…

冒頭にこんなことが書かれています。

歴史上の偉大な人物を評価したり、その人物に関する評論を書いたりするのは
極めて困難なことです。


最後まで読み終えると、出光佐三という人物については遺した業績と
その生き様からほとばしり出る言葉の重みがすごい!

その重みのある言葉の数々を1冊の本に集約するのは難しく、
冒頭の文章もそんな思いから出てくるのも理解できる。

出光佐三の遺した言葉は出光興産のホームページからもご覧いただけます。

それでもこの本を読むことで、こんな素晴らしい日本人がいらっしゃったのか?

改めて驚きを感じるとともに、今、出光佐三のような気概を我々は忘れていないだろうか?

先見の明とあえて困難に立ち向かう姿勢、メジャーをはじめとして大きな勢力を
敵に回してでも国家のため、消費者のためにあるべき姿勢を行動に移すことなど…

独立自営の思想、人間尊重、自己尊重、他人尊重、中間搾取の排除、
金を重んじも軽んじてもしない=黄金の奴隷にならない意思の強さ

何もかも簡単にはできないことを実践して、業績と言葉に遺しているのがスゴイ!

決死の覚悟でイランへ石油の買い付けに派遣した日章丸事件の読みと用意周到さと
度胸の据わったゆるぎない肝っ玉はあまりにも有名。

それと同時に凄さを感じるのが終戦二日後の言葉

1.愚痴を止めよ
2.世界無比の三千年の歴史を見直せ
3.そして今から建設にかかれ

敗戦に打ちひしがれた2日後にこういう宣言なんて果たしてできるのだろうか?

従業員を誰一人馘首せず、出勤簿もなく、定年制もなく、従業員が一致団結するカリスマ性。

戦後、メジャーや石油統制連盟を敵に回し、GHQから命じられ、戦争で破壊された日本各地の
石油タンクから危険を顧みず油を回収する仕事を黙々と全社一丸となって取り組む姿は
やがて国民やマスコミ、GHQも味方にしていくあたりは感動してしまう。

その背景には幼少期に親と先生の慈愛と経験から培った哲学、神戸高商で教わった士魂商才の精神、
支援者から受けた陰徳や見えざる神の助けと運を呼び込む力についても紹介されている。

今の日本人に欠けていること、日本人が本来大切にしてきたこと、日本人が忘れてしまっていること。

出光佐三の言葉にはこれらのすべてが凝縮されているように思えてならない!

出光佐三はもう20年以上も前に亡くなられ、“日本人にかえれ”をはじめとする多くの言葉
それより以前であるのに、光り輝いているのはなぜなんだろう?

言霊とでも言うべきズシンと響く言葉はいったい何なんだろう?
by mitsuketai | 2013-10-30 08:24 | おススメ本

梨もりんごも新品種が次々と登場しています。

以前はりんごは初秋のつがるのあとはふじ…

梨は二十世紀か幸水や豊水… 

そんな中で小布施から送ってもらったのがこの組合せ!

梨は南水秋月、りんごは秋映

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神様のカルテ3を読んでいると、実家が長野県飯田のりんご農家という
女性医師が登場しています。

物語の中でりんごをかじるシーンがあって、色々なりんごの種類が出てきます。

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うちの母親も神様のカルテの愛読者で、登場するりんごについて質問攻めにあいます(苦笑)

野菜のソムリエでしょ!どんな味で、どんな特徴で…

まあ、文字面での説明はできますが、味についての感想は人それぞれ!

それならば、実物を味わってもらおうと知り合いの生産者に送っていただくのです。

やはり、ヘタな講釈より実際に自分で食べてみるのが一番なんですね(ペコリ)
by mitsuketai | 2013-10-29 17:48 | 野菜のソムリエ

車エビとブラックタイガーは絶対違います!

先日、車エビを食べたいなあ!と思って、
本場 熊本県の天草からお取り寄せをしました。

残念ながら画像は取り忘れましたので申し訳ありませんが、
殻がついている状態ではそこそこの大きさながら、
殻をむいて身にすると大人の小指くらいの大きさです。

天ぷらにして食べてみると、さすが車エビという味わいです。

食道ガンの手術以降、天ぷらは苦手中の苦手ですが、
この車エビの天ぷらは別格で食べることができます(笑)

大きさも一般的なものは20~25g

その大きさでも送料別途で一尾300円

40~50gの特大なものは一尾600円

ブラックタイガーくらいの大きさになると特大サイズの車エビを
持ってこないとそれは誤表記ではなく、もはや偽装の領域だと思います。

しかも特大の車エビは通年獲れません。

ただし、今述べた車エビは国内産のお話し!

業務用では南シナ海で養殖されたものが安く手に入る場合もあるようですが、
これまた車エビ=国内産と認識してしまうのが一般常識だと思います。

それを通年、経費や場所代、人件費に利益を入れて、そこそこの価格で
提供されていることに不思議さを感じなければならないのです。

価格競争は一見消費者の利益に見えますが、実際にはかかるものはかかるのです。

よくお客様の手の届く価格帯に合わせろ!それが適正価格だ!という
無理な要望がありますが、果たしてそれが適正価格なのか?

今回の食品表示問題の根底には、適正価格の定義って一体何?という課題があります。

暴利はいけませんが、適正な原料を使って、適正な人件費や経費と開発経費や
設備改善などの原資となる適正利益を考えると、そこそこの価格になるのです。

それと実際に料理として出された場合、車エビとブラックタイガーでどれくらいの味わいの違いがあるのか?

おそらくプロの料理人が調理したブラックタイガーの料理と素に毛が生えた料理人が調理した車エビ料理。

果たしてどちらが美味しいのか?たぶん結果は言わずもがな…

これが芝エビとバナメイエビになってくると、プロの調理人が料理すれば、ほとんど見分けがつかないと思います。

素材を強調せず、料理名で、料理の味わいで勝負すればよかったのです。

その責めは行き過ぎた消費者のブランド信仰、盲信にもあると思います。

肩書があっても中身のうすっぺらい人間と肩書はなくとも人格・見識高潔な人間…

こういう場合、大半の人はレッテルで判断してしまいますよね!

まあ、結婚詐欺はこの心理をうまく利用して騙すようなもの…

最終的には自分の舌と見聞を広めて、何が正しいかを見極める眼力が必要かな?

中身の薄っぺらい食育ブームは萎んでしまいました。

本当の食育は自分の舌と見聞を広めて、何が正しいかを見極める眼力を養うこと。

食育は決してビジネスにしてはいけません。

食育に関する資格講座やそれを監修したりする人間を私は基本的に信用していません。

今度の和食の世界文化遺産登録にもいささか胡散臭さを感じています。

世界文化遺産=ビジネスみたいなものが先行しすぎている感があります。

先人が営々と築き上げてきた和食の伝統文化こそが文化遺産であるべき。

ブランド信仰、盲信に騙され、またそれに便乗しようとする流れがある中では
和食の世界文化遺産登録はいささか時期尚早だと思います。

ミシュランの星のついた料理人のつくる懐石料理ではなく、田舎のおばあちゃんが
作るふだん食だけれど深い素朴な味わいの郷土料理なら大いに賛成なのですが…(ペコリ)
by mitsuketai | 2013-10-28 18:34 | 食の安全&表示

創業者の原点に返ろう!

阪急阪神ホテルズの食品表示問題

パナソニックの人員削減問題

関西の名門企業がゆれている!

なぜか、関西をいじめて関西の地盤沈下を図られているような不思議さも感じるが…

今日の日経朝刊の社説 春秋の最後は阪急電鉄の創業者
小林一三氏の言葉で締めくくられている。

「成功の道は信用を得ることである。どんなに才能や手腕があっても、
平凡なことを忠実に実行できないような若者は、将来の見込みはない」。


まさにその通り!

また、こんな言葉も遺されている!

出世の道は信用を得ることである。

第一の条件は正直でなければならぬ。

あの人には気を許すことができないと
言われるようでは信用を得られぬ。

第二の条件は礼儀を知っていることである。

粗暴な言辞、荒っぽい動作ではこれまた信用を得られない。

第三の条件は物事を迅速、正確に処理する能力があるかどうかである。

頼まれた仕事を督促されるようでは、やはり信用が得られない。


経営者であり、文筆家でもあられた小林一三氏は多くの著作を遺されておられると同時に
絶版になった著作もその気になれば、池田文庫に行けば読むことができるはず!

企業文化の継承とか創業精神のDNAとかかっこいい言葉の前に、創業者の著作に
ゼロから立ち上げた創業の原点が詰まっているのである。

宝塚 花の道に小林一三氏の胸像があるが、阪急の関係者はほとんど黙礼もせず、素通りしている。

このことからして、創業者の原点がどこまで理解されているのか甚だ疑問を感じる。

偶像崇拝を賛美するつもりはないが、阪急の関係者も日々、実行しようと思えば誰でも、いつでもできる
創業者の偉大さに思いを馳せ、胸像や肖像画に日々敬礼することから始めてみれば、信頼回復も
業績回復も見えてくるのではなかろうか?

そして著作を読み込んで、考えに考え抜くことも必要ではなかろうか?

パナソニックも社名変更してから、松下の創業精神を無視しているように思われる。

ここ数年、自ら生き残るために人員削減や事業部制をいったん廃止したかと思うと復活。

あえて名前はあげないが、舵取りの失敗で多くの社員の人生を狂わせた大罪は大きい!

松下はアメリカのGEよりも先に昭和8年に事業部制を実行している。

昭和4年の不況の頃、こんなエピソードがある。

以下の文章はパナソニックのホームページから引用。

昭和4年5月に新本店、工場も完成し、松下は順調に発展し続けていた。

ところが、7月からの政府の緊縮政策による景気後退に加えて、10月24日、いわゆる「暗黒の木曜日」

二ューヨーク株式市場の大暴落を契機に、世界恐慌が勃発した。

この大恐慌で、日本経済は痛烈な打撃を受け、深刻な混乱に陥った。

工場閉鎖や首切りが一般化し、街には失業者があふれ、社会不安が一挙に高まった。

松下も売り上げが止まり、倉庫は在庫でいっぱいになった。時に、所主は病気静養中である。

そこに、幹部から「従業員を半減し、この窮状を打開しては」との進言があった。

そのとき、所主はふと別の考えがひらめき、「生産は半減するが、従業員は解雇してはならない。」

給与も全額支給する。工場は半日勤務にし、店員は休日を返上し、
ストックの販売に全力を傾注してほしい」と指示した。

所主のこの方針が告げられると、全員が歓声を上げた。

おのずから一致団結の姿が生まれ、全店員が無休で販売に努力した結果、
2ヵ月後にはストックは一掃され、逆にフル生産に入るほどの活況を呈するに至った。


もちろん、松下幸之助氏も多くの著作を遺されているし、石田梅岩の研究もされている。

小林一三氏も松下幸之助氏のいずれもゼロから今の事業の基盤を築かれたのである。

そしてそれぞれ独特の経営哲学を生み出している!

今の経営者はその基盤や大きくなってから事業を受け継いでいるのである。

今こそ、創業者の遺された著作や考えやたどってきた道のりを何回も読み返し、時には墓前に手を合わせて
教えを導いていただけるようお祈りするくらいの姿勢があってもいいのではなかろうか?

創業者の言葉の中にきっと再生や信頼回復のヒントがあると信じている(ペコリ)
by mitsuketai | 2013-10-25 19:00 | ビジネス

腹巻の切り売り!

井原西鶴の日本永代蔵にも出てくる一反続きの木綿を
切り売りして手ぬぐいにし、縁日で売って儲けるビジネスのお話し。

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京の大黒屋の放蕩息子 新六が勘当されて放浪の末、
江戸に入る手前の品川宿で物乞いに訊いた話から
ヒントを得たもの。

楠木健さんの戦略読書日記のサイトから引用させていただくと…

新六が彼らに「何か新しい商売の工夫がないものだろうか」と聞くと、
1人が「貝殻を拾って、霊岸島で石灰を焼くか、刻み昆布か花鰹を削って量り売りするか、
一反続きの木綿でも買って、手拭の切売りをするか」と答えた。

そこで新六は伝馬町の木綿問屋の知り合いを訪ね、手拭の切売りを始めた。
しかも、天神様の縁日の日を選んで、下谷の天神に行って売り出したところ、
参詣人が縁起をかついでどんどん買い求めたので、1日のうちにそうとうの利益を
得ることができた。

それから毎日工夫を重ね、10年も経たないうちに5000両の金持ちになった。


江戸時代の考えでも現代に通用することがないかなあ…と街を歩いていたら…

まさに犬もあるけば棒にあたる!

なんと現代版、反物の切り売りビジネスを見つけました。

それがLunchの切売りハラマキ!

詳しくはこちらをクリックしてLunchのサイトをご覧下さい!

このブランドはワコールの新しいブランドであり、新業態。

使い方に合わせて好きな長さで自由にカットして購入できる画期的なもの。

しかも腹巻=バカボンのパパやフーテンの寅さんの腹巻の
イメージからはかけ離れているオシャレでカラフルなもの。

女性用もメンズにも、それぞれ用途に合わせてカットすればそれぞれ別物!

一反の腹巻の素材が長さによって、用途によって切り売りすれば新しいビジネスになる。

アメリカの経営理論もいいけれど、井原西鶴の日本永代蔵も改めて読み直してみて、
そこに流れている商売のコツを抽象化して、圧縮して、現代の消費者が求めている
ニーズにうまく応用すれば、新しいビジネスモデルのヒントがつかめるかもしれない(ペコリ)
by mitsuketai | 2013-10-24 19:00 | ビジネス

先日、色々と教えを授けていただいている師匠とでもお呼びすべき方と歓談!

開口一番、電車で化粧をしている女性をどう思う!とご質問!

お互いに、論外なこと、議論すべき対象ではないことで意見が一致。

ところがよほどお忙しいのかどうか?電車の隣の席で化粧をされる
うら若き?女性に遭遇することが多くなってきました。

チラチラと見る程度ですが、こうやって化粧は出来上がっていくのか…

まるで、新しいビルの鉄筋丸出しの構造物の外装が綺麗に仕上がっていくような感じかな?

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化粧とは人が見ていないところで、こっそりするもの!

人間を化かすといわれるキツネやタヌキも人前では堂々と化けません(苦笑)

ひょっとしたら、キツネやタヌキに気の毒かもしれません。

化粧と努力や研鑽は人知れずこっそり行うものではありませんかね(ペコリ)
by mitsuketai | 2013-10-23 19:22 | ひと言 言わせてもらおう!

ソフトバンクホークスの笠井社長がお亡くなりになられました!

日経新聞夕刊の人間発見の連載も始まったところで楽しみにしていたのですが…(涙)

まずは謹んでお悔やみを申し上げるとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。

ソフトバンクホークスの球団経営のみならず、今日のソフトバンクを財務面、経営面から
支えた最大の功労者が笠井さんだと言われています。

笠井さんは香川県のご出身!香川大学のご出身で、香川大学の同窓会の
インタビューにその人となりを語っておられます。

香川大学の同窓会のインタビュー記事はここをクリック!

かれこれ50年以上前、笠井のお母様とうちの母親が偶然にもちょっとしたご縁があり、
富士銀行の副頭取からソフトバンクに移られ、ご活躍されたのを新聞報道等で
耳にすると、あの笠井さんの息子さんだと…

インタビュー記事にも伊藤忠に勤務されておられたお兄さんが登場されます。

僕が生まれた頃、当時住んでいたアパートにそのお兄さんもご夫婦で住んでおられ、
お子さんが生まれたので、笠井さんのお母さんが高松からお手伝いに来られていたのです。

昭和30年代のアパートは物干し場は共同でした。

うちの母親も高松高等女学校に通っていたことがあったので、
偶然にも物干し場で笠井さんのお母さんと高松の話に…

その時に、お母さんが今度、うちの息子が富士銀行に就職されるとの話も…

後から考えれば、その息子さんが実は、笠井さんその人だったのです。

ご両親は地元の百十四銀行に就職してくれたらとのご希望をお持ちのようでしたが、
ご本人は青雲の志を抱いて、どうしても富士銀行にお世話になりたいとご両親を
ご説得されたと伺っています。

当時は地元 香川県では百十四銀行は名門でしたから、ご両親のお気持ちもうなづけます。

たったその時の出会いだったそうですが、うちの母親はその話をお伺いして
笠井さんはきっと偉くなられると何となく感じたようです。

その後の立身出世は皆さんのご存知の通りです。

たぶん、あの世で笠井さんはご両親にこれまでのご活躍をご報告されていると思います。

ソフトバンク=孫さんのイメージがありますが、財務・経営面での手腕は笠井さんの功績は大きいと思います。

笠井さんなくしては、ソフトバンクの事業もここまで大きくなっていたかどうか…

まだまだこれからも必要とされておられたことには残念さを感じますが、先ほどのインタビュー記事を
改めて読み直してみると、現代詩に関する研究論文を書いてみたいという夢もお持ちのようでしたので、
あの世でゆっくり、もうひとつの夢を楽しんでいただければとお祈り申し上げたいと思っています(ペコリ)
by mitsuketai | 2013-10-22 19:15 | 偉大なる人々

この時期はりんごが出始め、梨やぶどうが最盛期を迎えます。

特にぶどうは最近、各地が競って品種改良されるので、
どんどん美味しくて、食べやすいぶどうが楽しめます。

また、それぞれのぶどうには個性があって、今日はどのぶどうを
楽しもうかなあ?とワクワクしてきます。

この画像は先日、長野から届いたぶどうのセットです。

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色とりどりで見た目も華やかです。

巨峰のように甘みと酸味たっぷりのジューシーなものもあれば
マスカット系のように香りと爽やかな酸味と甘味を感じるものや、
ロザリオロッソのように特徴のある香りを楽しめるものもあります。

ワインにもさまざまな特徴があるように、ぶどうにもそれぞれ個性があります。

これは紅茶や珈琲にも言えるかもしれません。

今、珈琲もワインのようにそれぞれの個性を楽しみ、味わう
スペシャリティー珈琲の波が押し寄せてきています。

“違いが分かる”から“違いを楽しむ”時代に嗜好が変化してきているように思います(ペコリ)
by mitsuketai | 2013-10-21 21:13 | 野菜のソムリエ

京の三条の玉や絲や

昔々、国語の時間に文章は起承転結が大事と習ったと思います。

その時に、こんなたとえ話が合わせて紹介されていたのではありませんか?

起…京の三条の糸屋の娘
承…姉は十六妹十四
転…大名は弓矢で殺す
結…糸屋の娘は目で殺す

我々日本人はこの起承転結を金科玉条のように思っていますが、
どうも最近は結論を先に述べて、その結論づけた理由を
掘り起こしていくやり方が幅を利かしてくるようになってきています。

はてさて、良いことなのか、良くないことなのか… 

先ほどのお話しに京の三条の糸屋の娘が登場します。

はてさて京の三条にはどうも糸屋はないように思います。

その代わり、“玉や絲や”という京都のかりんとう処があります。

かりんとうが名物ですが、最近“かりんとうまんじゅう”なるものが
あちこちで登場していて、“玉や絲や”もかりんとうまんじゅう
販売されています。

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定番であるこしあんのかりんとうまんじゅうもいいのですが、
今回ご紹介するのは季節限定の栗あん!

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栗あんはあっさりしていて美味しいのですが、
やはりかりんとうまんじゅうはパンチのある
シナモン風味のこしあんの方がかりんとうの
イメージにはぴったりかもしれません。

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ところで、これって“かりんとうまんじゅう”という
ネーミングになると、どうしても“かりんとう”の
イメージに引っ張られます。

ところが、この饅頭、実際は黒糖饅頭を油で揚げたものです。

揚げまんじゅうと命名してしまえば、ちょっと安っぽく感じられるのも、
“かりんとうまんじゅう”と銘打ってしまえば、どんな味わいかなあ…

そこはさすが、京の三条の玉や絲や

“かりんとう”を単なる揚げ菓子ではなく、様々なバリエーションで
消費者のハートを射落とそうと商魂たくましい。

ここに京の三条の糸屋の娘のDNAが生きているのかも…(ペコリ)
by mitsuketai | 2013-10-18 21:39 | おすすめスイーツ