2009年 05月 11日
赤かぶ検事奮戦記
赤かぶ検事奮戦記といえば、初代のフランキー堺、2代目の橋爪功扮する、
赤かぶ検事こと柊 茂の主人公のイメージがどうしても強い。
それと従来は朝日放送と松竹の製作で渡辺岳夫と手塚理のオリジナル音楽が
ストーリーの展開にうまくマッチしていて大好きな作品。
その赤かぶ検事を今度は、芸達者な中村梅雀が演じるということで
新たな期待をもって、視聴していました。
やはり、あの朝日放送での音楽と乾浩明のナレーションがないとどうもさびしい。
そういった、赤かぶファンも多い中で、中村梅雀も相当のプレッシャーも
あったはずだが、シリーズ初としてはストーリーの展開や芸達者ぶりもなかなかよかったのでは…
ただ、最後はいささか駆け足であったが、さすが原作が弁護士でもある和久峻三先生!
刑事事件の判決に合わせて、遺産相続にからむ話でしっかり民法の相続欠格事由や
代襲相続をきちんと入れてあるあたりが赤かぶのいいところ。
頭でっかちなエリート弁護士や金儲けしか考えない弁護士に、司法試験組とは異なり、
長く検察事務官を勤め、副検事を経てたたき上げで検事になった赤かぶ検事の
人情味のあるリーガルマインドにはいつも拍手喝采!
こんな検察官になりたいなあ!と思って司法試験に何回か挑んだものの
短答試験敗退組の僕にとっては、テレビの中での赤かぶ検事の活躍が愉快痛快(笑)
これから中村梅雀の赤かぶ検事の活躍とシリーズ化が楽しみ!
フランキー堺、橋爪功と並んで名物赤かぶ検事に…(ペコリ)
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