輸入レモン卸価格上昇

今日の日経新聞に輸入レモン卸価格上昇の記事が…

チリ産レモンの仲卸価格が前週から13%アップ、
1月につけた今年の安値(米国産)と比較すると
なんと44%もアップ!

10月に米国産に切り替わるまで、この時期店頭に
並ぶレモンは南半球、その大半がチリ産なのです。
e0009772_2237447.jpg

ちなみにチリ産レモンの作柄は平年並みです。

ところがチリ産レモンの日本での入荷量が下がっているのです。

日経の記事にも解説していますが、こんな理由があるのです。

昨夏以降の卸値低迷でチリの輸出業者が日本向け出荷を絞り、
その分、米国などに振り向けていて、輸入量が減少しているのです。

ところが皆さんご承知のようにレモンって結構身近で使われますから、
日本国内での需要は底堅く、引き締まっているのです。

日本人は品質にうるさく、コストがかかる割りに、安く買い叩く!

少なからず、世界各国の生産者やサプライヤーからはそんな眼で
日本は見られているのです。

高く買ってくれないのに、文句が多い…(苦笑)

ところで、最近ブルーベリー100%のジュースやブルーベリー単体のジャムって
あまり見かけなくなくなったと思いませんか?
 
今から4年ほど前にブルーベリーの価格が高騰しはじめ、昨年あたりがピークに…
その後いくらか下がったとはいえ、以前高止まり状態なのです。

ですから、加工食品であるジュースやジャムは他のベリー類を混ぜることで
コストダウンを図り、ベリーミックスの商品が数多く登場するようになったのです。

当時、北欧を中心とした大消費地のヨーロッパでブルーベリーが大不作。

例年、前年に生食として消費されなかった分も含む冷凍品(これが加工用に回る)に
一気に買い手が殺到し、品薄感から暴騰。

そこから今度は南半球のチリやニュージーランドに触手がのび、世界的品不足。

その上に、健康ブームもあいまって、経済発展が著しい中国やロシアが
新たに買いあさる状態になってきたのです。

ブルーベリーは収穫の際、どうしても枝や異物等の混入があります。

日本はそこのところはうるさいのですが、中国は人件費が安いので
自分のところで選別するから大丈夫…

しかも経済発展が著しいから価格も高く買ってくれる。

そうなってくると北米航路の船は真っ先に大連等の中国の港に入港し、
そのあとで日本に入ってきた時には量も少ない…

少々大げさに思われるかもしれませんが、現実です。

日本は原材料を輸入し、加工して輸出し、外貨を稼いで
食糧を輸入に依存する…これはもはや自民党の体質と同じ。

何もかも札束さえ持っていけば、食べ物を分けてもらえる…そうはいきません!

時代が変わってきたのです、生産国も最後の最後には自国民の食糧確保に走ります。

21世紀は、自国で食糧を生産できない国は滅びるといわれています。

だからできる限り、自国で消費する食糧の自給率を高めなければならないのです。

そのためには自国でできる農産物でカロリーのかなりの部分を補給できることを
考えないといけないのです。そのあたりはまたお話ししていきたいと思っています(ペコリ)

おいしいもの見つけ隊どっとこむのホームページはこちら!
by mitsuketai | 2009-09-03 22:37 | 食育&地産地消