2009年 09月 08日
なぜ宝塚歌劇に客は押し寄せるのか
創立95周年を迎え、年間観客動員数約260万人を誇る集客力。
この不況に、あれだけの集客力、たいていの人はリアルに体験すると
思わず考えてしまうのが、『なぜ宝塚歌劇に客は押し寄せるのか…』
実際、宝塚大劇場へ足を運べば、このテーマを考えると思います。
僕が仕事上お付き合いさせていただいている、大手食品メーカーの
若手ホープ君が知り合いの女性に同伴をお願いして、先日観劇された感想も、
『なぜ宝塚歌劇にあれほどの女性客が押し寄せるのですか…』
もっとも同時に、何となく、言葉では言い表すことのできない理由を
身体全体で感じられたようですが…(笑)
そんな解説とともに、宝塚歌劇とは何ぞや?という
宝塚ビギナーにとっての入門書がこの本なのです。
著者の中本千晶さんはリクルートで海外ツアー販売サイトの立ち上げから
色々な事業に携わってこられ、ご自身、小学生の頃からのファンであり、
ファンサイト(ヅカ★ナビ)の運営もされてきた関係からこの本も執筆。
本の紹介文にはこんなくだりがある。
1世紀の歴史のなか数々のスターを輩出し、年間観客動員数260万人を誇る「宝塚歌劇団」。
タカラヅカが愛され、タカラジェンヌが輝き続けるのはなぜか?
トップスターというシステム、鉄壁のチームワークやマネジメントシステム、オールドファンを飽きさせず、
新たなファンを再生し続けるワザの数々。
ビジネスモデルとしての「無限ループ」の謎を、ヅカナビゲータの著者が初心者にもわかりやすく分析。
さらに、ビジネスを成功に導くヒントだけでなく、「宝塚歌劇団」というドラマには
人生を幸福にするノウハウが満ちている。
男にも女にも効く「元気のモト」タカラヅカの魅力を描き出す。
タカラヅカのことを知りたい男性にもおすすめの1冊。
ここにも書かれている「無限ループ」と「元気のモト」が観客にはまるで媚薬のようなのである。
この手法をビジネスに応用すれば、成功モデルが簡単にできそう。
誰しも最初はそう思うが、そうは簡単にいかないのも現実。
だから、宝塚歌劇は他のショービジネスを凌駕する存在感があるのかもしれない。
まあ、百聞は一見にしかず(苦笑)
この本を読んで、宝塚の舞台をご覧いただければ、、何となくそのあたりをご理解いただけると感じている(ペコリ)
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