乾燥野菜と缶詰

14日、15日、17日に野菜のすすめという連載が読売新聞で配信されています。

今日17日のお題が『備蓄用に乾燥 缶詰に』

岐阜県のメーカーと千葉の生産者が組んで、豊作や規格外で廃棄される
野菜を特許の低温加熱乾燥製法で乾燥野菜にして長期保存可能な
缶詰として販売するというもの。
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※画像はYOMIURI ONLINEより拝借

この企画は低温蒸気加熱乾燥によるドライ野菜缶詰の製造販売事業として
2008年 岐阜県での農商工連携事業として認定されている。

保存期間が5年と長い特徴を生かし、主に全国の自治体や大手企業、
学校から地震などの災害時に備える非常食としての問い合わせも多いという。
 
添付の調味料を使えば、お湯さえあれば野菜スープもできるという。
 
以前からこのブログでも豊作や規格外で廃棄される野菜を缶詰にして
非常食にという発想を訴えてきたが、それが乾燥野菜という新たな
コンセプトで実現されていることには敬意を表したい。

しかも乾燥であれば重量は軽いし、水分活性の点でも保存には優れている。

今回のポイントは何より缶詰にあると思っている。

保存性の観点において、缶詰は一番優れている。

重たい、ゴミの問題…缶詰は敬遠されがちであるが、昔から軍隊で採用され、
いかなる悪環境でもその品質が保持され、重宝されてきた歴史がある。

ちなみに旧陸軍の牛肉の大和煮の缶詰は絶品だったとか…

だんだん容器が缶詰からペットボトルに移行してきて、製罐メーカーの事業も大変と聞く。

缶詰の技術も次代に継承していかないと、先人から受け継いできた、
最良の保存技術も途絶えてしまうかもしれない。

最後はいささか脱線したが、災害に備えて、また美味しさの保持という観点からも
今一度、先人が開発した缶詰を見直してみてもいいのでは…(ペコリ)

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by mitsuketai | 2009-10-17 20:43 | サイエンス