夢かなう 喝采 青いバラ!

サントリーが青いバラを11月3日に発売というニュースが…

1本2,000円とも3,000円とも…
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※画像はMSN産経ニュースのサイトより借用!

通常、花より団子の隊長も、この青いバラには衝撃を感じざるを得ません。

着色料を使わず、食品で青色や緑色を出す研究が今やライフワークのひとつ
(いささかおおげさですが…笑)なので、その困難さを考えると、この快挙は
実にスゴイと思うのです。
 
自然の食品の力だけで、着色料を使わず、きれいなブルー系統のゼリーや
きれいな緑色の野菜飲料なんて夢のまた夢ですから…

まずは、花の色なんですが、ご存知のように大きく分けて水溶性のアントシアニン系(赤、紫、青)と
非水溶性のカロテノイド系(主に黄色)に大別されます。
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水溶性というのは水に溶けやすいのです。

赤い花や紫の花は水に漬けておくと、その色が水に溶け出します。

最後には花びら自体は色がぬけて、白い花びらになります。

色とりどりの花びらも実は白い花びらの上に植物が合成した色素を上塗りした形になっています。

不思議なことに印刷物も紙を白書に印刷した後に色を塗り重ねていくのと同じですよね。

その点、黄色のカロテノイド系の花びらは水に漬けていてもなかなか色落ちしません。

おまけにレモン汁や酢をかけたり(PHを落とす)、日光を当てたりしてもなかなか変わりません。

アントシアニンには複数の種類があり、それぞれの配合や度合い、他の物質との結合によって
赤や赤紫や紫、ブルーと色とりどりの美しい色で我々の目を楽しませてくれるのです。

青いバラ ブルーローズは“不可能を意味する代名詞”と言われたほど、
そもそもバラは、青色を発色させるアントシアニン系のデルフィニジンを
生成することができないのです。

しかもこのデルフィニジンはデリケートで様々な条件でこんなきれいな青色を
発色させることは遺伝子組み換え技術を使わないと無理だったと思います。

おまけにデルフィニジンがもっとも発色しやすい植物に品種改良するには
気の遠くなるような作業があったと思います。

おそらく可能性を信じて、毎日ひとつづつ課題をクリアーしながら、
細い細い1本の成功への糸を手繰り寄せる毎日ではなかったかと…

そこを考えると、自然界の色ってすごくロマンを感じるのです。

だから女性は花束をもらうとうれしさを感じるのかもしれませんね(ペコリ)

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by mitsuketai | 2009-10-21 21:34 | 色いろいろ