2009年 11月 06日
お金のかからないQC活動!
日本を代表する企業のラインですが、工場ができたのは
昭和35年、来年で50周年になるそうです。
この工場を拝見して感じたことがいくつかあります。
その1.お客様が訪問すると、デスクで仕事をしている社員も含め、
全員が、気持ちよく挨拶(あいさつ)されること。
不思議なことに、いやいやながら挨拶(あいさつ)をしている社員は誰一人いない。
皆さん、ニコニコと笑顔で…これってお金のかからないお客様への最高のパフォーマンス!
その2.マイ雑巾、お宝箱、お宝探し箱
マイ雑巾とは社員全員が黄色いマイ雑巾を持っていて、毎日12:45分から15分間、
ラインの床や身の回りを拭いて回る、社員の自主的な発案による制度。
事務職の社員も全員参加されるとか…
お宝箱とはいわゆるゴミ箱のこと。ゴミを放置していると、汚れやケガ、異物クレームのもと。
そういった危険を未然に防ぐ意味で、ゴミをあえてお宝と呼ぶ逆転的発想。
お宝探し箱は、清掃用具が入った箱、お宝を探す道具という位置づけなので
きちんと整理整頓されているのはいうまでもないこと。
来年で50年になる工場のラインですが、ピカピカ、ツルツル!
特殊なワックスを使うのでもなく、清掃業者にお願いするものでもない。
これこそ、究極のお金のかからないQC(品質管理)活動!
この活動が習慣化、定型化できるライン、工場、会社は粘り強い(ペコリ)
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