“グリーンズK”という新しい業態

“グリーンズK”というお店の話題が12月13日付の日経MJに掲載されていました。
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“グリーンズK”のホームページによるとコンセプトは以下の通り。

作りたてのお弁当と惣菜。
『ホット(できたて)』と『コンビニエンス(便利)』が一体となった、
今までにない新しいDeli Style Market(デリスタイルマーケット)です。 

●1グラム1円で量り売りする惣菜とサラダ
●惣菜を顧客が自由に選んで詰める290円のマイ弁当
●顧客がセルフサービスでごはんといっしょによそうカレーやシチュー(250~350円)
●注文を受けて調理するパスタ類(370~780円)
●注文を受けて調理するフライや惣菜(250~650円)

ターゲットは勤め帰りのOLや主婦、サラリーマンなど…

スーパーの主力商品に育ってきた低価格弁当…

コンビニの売上で大きなウェイトを占める惣菜や弁当…

これら業態の弱点である、出来立てやセルフサービスで選べる
バイキングスタイルを弁当タイプに持ち込んだ手法。

デパ地下の惣菜売り場…

わざわざ遠いデパートではなく、家に最も近い店でお客を奪う
出来立て感とメニューの豊富さをうまく見せる。

この業態を経営する神戸物産はご存知、日本全国で
展開する業務スーパーという業態を開発した会社。

食材の供給や一次加工のノウハウ資源を活かしながら
スーパー、コンビニ、デパ地下の盲点をついた感じがします。

惣菜ならともかく、今まで低価格の弁当なんて販売しなかったスーパーが
コンビニ弁当や町の弁当屋さんの領域に手を出す。

これはかつて、大手GMSがコメの特売に乗り出した時と同じような…

一見、消費者本位に立ったように思われますが、お互いの業態が
価格競争に突入して、気がつくと衰退する業態があちこちに
散見されるような事態がそう遠くない時期に現実のものになると思われます。

新しい業態の出現にケチをつけるつもりは毛頭ありません。

それどころか業態の新陳代謝は大いに歓迎するところ。

ところが色々な業態が適度に生存していかないと、サービスや品質は向上しません。

価格競争のみに終始するのではなく、今までと同じ価格でサービスや品質が上がることが大切。

どこかがひとり勝ちで価格が高くなったり、サービスが低下するのではなく、
小売の輪の理論が適正な形で実現するような業態革新であればなあと思います(ペコリ)

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by mitsuketai | 2009-12-14 20:34 | ビジネス