論語より陽明学

論語とか、陽明学って言葉は知っているけれど
実際どんな内容と問われると実は困る(苦笑)

王陽明、中江藤樹、熊沢蕃山、大塩平八郎…

彼らに共通するのも陽明学

これらの歴史上の人物、おそらく日本史の穴埋め問題なら
答えることはできても、なぜ彼らが歴史上の人物になりえたのか…

そして、幕末の志士たちの根底にも流れていた陽明学。

江戸幕府の幕藩体制を支えた朱子学と陽明学の関係…

今回、ご紹介するPHP文庫 論語より陽明学!
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この本では幕末の大坂の町奉行所与力であり、
陽明学者でもあった、あの大塩平八郎の乱で
有名な大塩平八郎が読者に語りかける形で
陽明学を説明していて、実に分かりやすい。

恥ずかしながら、反体制派の乱とばかり思っていた
大塩平八郎の乱の真の意味とは…

なぜ西郷隆盛があれほど大きな器量を持ち合わせていたのか…

目先にこだわったり、私利私欲に目がくらみ、
誹謗中傷で人の足を引っ張ろうとする人間も多い世の中…

権謀術数に長けているか、それとも将来のために身を粉にしているか?

誹謗中傷は突き詰めていくと、その先は空虚でその実はからっぽ!

陽明学の教えを見ていると、そのあたりが良く分かるような気がする。

4月の統一地方選挙、夏の参議院選挙、よくよく考えて投票しなければ…

それにしても、今の国政に失望している分、龍馬伝の支持率が上がるのかもしれない。

この本を読んでみて、今の時代は陽明学を求めているのかなあと…(ペコリ)
by mitsuketai | 2010-03-09 22:37 | おススメ本