2010年 07月 27日
丑の日=うなぎでは…『丑の日うどん』という発想!
そもそも丑の日=うなぎと限定されていなかったのである。
「丑の日に『う』の字が附く物を食べると夏負けしない」という
民間伝承が古くからあったのである。
江戸時代、文化文政の頃、エレキテルで有名な平賀源内に
うなぎが売れずに困った業者が相談に行ったのがそもそもの
はじまりという説が有力になっているのは皆さんご存知の通り。
先ほど述べた『う』の字が附く物を食べると夏負けしないという民間伝承
夏バテ解消に滋養回復効果の高いうなぎ
博学の平賀源内が有効性を解説。
これが丑の日=うなぎという構図を作り上げてしまったのである。
『う』の字が附く物なら“うど”や“うどん”“ういろう”など色々ある。
また夏バテ解消なら、うなぎのみならず、鱧(はも)や穴子もある。
ここで思い切って、“土用の丑の日うどん”なんてメニューもどうだろうか?
穴子の天ぷらが入ったぶっかけうどん!
そこに夏野菜の素揚げなんてトッピングしたら面白い。
おろししょうがも食欲増進にピッタリ!
大根おろしにクエン酸たっぷりのスダチやレモンを添えて…
夏野菜をしっかりメニューに入れることも夏バテ解消には有効です!
さぬきうどんもブームの世の中!
ちょっとした発想の転換でうどんも土用の丑の日メニューに…
どこかで町おこしとして、“土用の丑の日うどん”なんて面白いのでは…(ペコリ)