2010年 08月 26日
文理両道のススメ!
このニュースは皆さんもご承知の通り。
またこんな本も以前から出版されている。
「文系・大卒・30歳以上」がクビになる―大失業時代を生き抜く発想法
タイトルだけ見ていると文系受難のオンパレード(苦笑)
東スポみたいにキーワード偏重、キャッチコピー全盛時代に
タイトルだけを鵜呑みにしないことが肝要かな!
要するに時代の流れが変わってきたことと理解する方が…
新しい商品、新しい市場を開拓するには、論理的に仮説を組み立て、
検証方法を適切に行い、結果を科学的に分析し、コミュニケーション能力が
求められ、そこに理系的発想が求められるようになってきたことにあるのでは…
僕は高校の途中まで理系、そこから文系に転じた超中途半端人間。
そんな僕でも食品の世界に入ると、有無も言わさず、理科的なことが求められる。
インターネットのおかげで、未知な問題でも検索と推論能力があれば
解決の筋道を立てることは可能ですが、やはり理科系の基礎知識が
きちんと備わっていれば、もっと素早く理解できると…
また営業も提案営業、お客様に価値をもたらす提案活動には
ますます理科系的知識が求められるようになってきている。
さりとて、理科系の基礎知識がいくらあってもコミュニケーション能力や
表現力が乏しいとなかなか成果が上がらない。
そもそも、文系、理系と両極端になるのではなく、文理両道が理想であり、
そのウェイトがやや文系寄りか、それとも理系寄りか、自分のスタンスを
どこに置くかだと思う。
文系は苦手、理系は苦手といわず、学生時代にはきちんと基礎学力を
習得しておかないと、これからの不確実性は生きていけない。
少なくとも俺は文系だから、理科系のことは関係なくても生きていける!
そんな御仁にも、多少なりとも生きにくい時代になってきた。
文系にも理科系センスがないとやっていけない時代になってきた。
そんな時代を生き抜く処方箋は文理両道のススメなのである(ペコリ)