2010年 10月 13日
売り込む時代から探し求められる時代へ…
インターネットの普及、右肩上がりの成長神話の崩壊…
時代は明らかに変わってきているように思います。
従来は営業マンが売り込みにくるのを待っているのが
いわば常識であったように思います。
それは情報という流れが一方的で、ルートも限られていたことも…
従来の情報の流れが1本の線であったのが、インターネットの普及で
まるで、マスクメロンの網目のように四方八方から情報の入手が
可能となってきました。
それとともにビジネスの潮流も変化の兆しを感じます。
大手メーカーは製品に使われる部品を従来はそれまで
取引のあった企業もしくは売り込みに来た企業から
購買するスタイルが普通でした。
ところが、最近では設計開発部門や購買部門が性能が良くて
従来にない発想の部品をインターネットで探し求めるようになってきました。
流通の世界でもメーカーのホームページを見て、商品の開発や
仕入れを持ちかけるようになってきました。
もちろん一般消費者もサイトを見て、購買者の声を見て
比較検討しながら、ネット通販を楽しむようになってきました。
モノのない時代売り手にあった主導権が買い手に移行しているのに伴って
売り込む時代から探し求められる時代へ少しずつ地殻変動が起きています。
にも関わらず、ネットサービスの提供を売りにしている企業でさえも
昔ながらの電話による、無理な押し売り営業をしているところも見受けれます。
売り込む時代から探し求められる時代にどうすればいいのか?
完全な処方箋は見つかりませんが、ひとつ言えることは
お客様の求めておられる情報をいかにタイムリーに提供できるか?
それをインターネットを活用して、いつでもオンデマンドで提供できるか?
オンデマンドまでとはいかなくても、コツコツ、タイムリーに提供できるか?
最終的にはホームページのスタイルも一変してくるように思います(ペコリ)