宝塚らしい作品を…

個人的な意見ですが、宝塚歌劇に宝塚らしさがなくなってきているように思う。

宝塚ファミリーランドが閉園され、家族で宝塚を観劇することが
なくなったことも大きな要因のひとつであろう。
e0009772_21103690.jpg
 
それと同時に宝塚らしい作品がなくなってきたことも…
 
海外のミュージカルや韓流ドラマやコミックに題材を求めることを
全て否定するつもりは毛頭ない。
 
ところが、かつての宝塚には素晴らしい作品を産み出す
演出家の先生がきら星のごとくおられた。

作品も宝塚のオリジナリティーがあった!

宝塚が培ってきた、宝塚らしい演目、タカラヅカDNAとでもいうべきものがあるはず。

つまり座付き作者がトップスターや組の個性を生かした出し物、
いわゆる※あて書きという作品を創作してきたのが宝塚歌劇の魅力であったはず。

※“あて書き”とは、脚本家が最初から、演じられる役者さんを想定して脚本を書くことを意味する用語

1月の公演はいわゆる正月モノといわれる日本絵巻みたいな華やかな踊りが
かつての宝塚に感じる季節感であったはず。

ロミオとジュリエットは素晴らしい作品だが、それでも正月公演という伝統の部分を無視している。

あえては言わないが、言うまでもなく、ある時期から宝塚の伝統を
無視する部分を起用したことに端を発しているように思えて仕方がない!

昔ながらのファンならこの思いはご理解いただけると思う。
 
大劇場から楽屋入り口のあたりを頻繁に通るが、古きよきタカラヅカの空気というか
雰囲気、たたずまいとでもいうべきものが伝わってこない…

このままではますますファンが離れていくような気がしてならない。
 
ここは思い切って、タカラヅカの伝統的な作品を若手演出家にデフォルメさせてみてはどうだろうか。

宝塚歌劇に必要なのは空虚な斬新さではなく、温故知新による革新ではなかろうか(ペコリ) 
by mitsuketai | 2010-12-10 21:10 | OH!タカラヅカ