135度の情熱

今朝、JRの新快速の車内吊り広告に明石市の職員採用広告

タイトルが衝撃的でした。

135度の情熱、公務員試験対策は不要!
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※電車内でポスターが撮影できなかったので、明石市のホームページから画像借用しました(ペコリ)

公務員試験は対策不要、就職活動の学生にとって魅力的かも…

でもホームページを見る限り、単純に考えてはいけません(苦笑)

公務員試験対策不要の実際の中身とは…

①1次試験での専門試験(法律、経済学等の択一試験)はありません。

②教養試験は、事前の公務員試験対策を必要としない内容です。
 

決して勉強しないで、やる気だけの情熱が135度あっても通らないと思います。
 
2次試験にはしっかり専門の記述試験もあります。 
 
明石市は確か統一地方選挙で最後の最後まで接戦で
わずか69票差で新市長は当選されたはず。
 
改革か安定かが問われて、改革派が当選したものの、
69票差の民意は重く、安定的改革という折衷案みたいな
大変やりにくい舵取りを余儀なくされているように思います。

新市長自ら厳しい財政事情を反映して報酬を30%カットされていますが、
それでもなかなか大変な中で、共に変革していける人材を求めているのでしょう。
 
だから100度くらいの情熱じゃ足りないのかもしれません。
 
100度を超える135度、子午線の135度にかけて
相当な覚悟を情熱に換えるくらいの人材が欲しいという
新市長や幹部の思いがあるのかもしれません。
 
昔は公務員=安泰という意識があったかもしれませんが、
各自治体もこれからは安泰意識を捨てて、変革を
実現できる人材を求めて、こういう募集広告が
そこかしこで見られる時代になったのかもしれません(ペコリ)
by mitsuketai | 2011-06-21 20:00 | まちおこし