サマータイムの経験

戦後、一時期サマータイムがあったことを親から聞いていました。

なかなか日が暮れないこと、寝不足になるということ。

実は僕も2週間ほど、サマータイムなるものを経験したことがあります。

もちろん、日本では戦後の一時期を除いて、サマータイムなんてありません。

昭和62年7月、長期出張で北京に2週間滞在しました。

そこでサマータイムを体験したのです。

確かに20時くらいになってもまだ明るい。

果たして夜は来るのだろうか…(苦笑)

ようやく夜らしくなるのがつまり22時、夜の10時くらい。

朝はと言えば、5時くらいから夜が明けるというのが実感。

おまけに当時、北京では昼休みが2時間。

時間がたっぷりあるような、24時間が26時間くらいあるような感じ…

スーパーせっかちな僕が言うのもおこがましいのですが、
日本人もせっかち感を見直さないと、意味がないかもしれません。

サマータイムを実践するなら、少し長く感じる時間を勉強や
家族との団欒に有効利用できるよう、ワークライフバランスを
考え、見つめなおすことから始める必要もあります。

今回の震災、原発の問題に起因する電力不足…

今までの仕事感、生活観、過剰な電力使用を
見直すきっかけが求められているのかもしれません。

逆に考えれば、災い転じて福となすことに目を向けなければならないと思いますが…(ペコリ)
by mitsuketai | 2011-06-28 00:20 | 社会問題