介護食にこそおいしいものを!

先日、介護食に関するあるお話を聞きました。

介護を受けるような状態になってくると、歯がなくなり、
舌と上顎(あご)で押しつぶして食べることになります。

このことを前提に考えると、どうしても、食材を細かく切ったり、
ピューレ状にして調理せざるを得ないことになります。
 
極端な場合、野菜や果物のピューレ状のものを
ただ、ただ栄養補給面だけのために、おかゆに
混ぜて食べさせるだけに…

それでもいやがる場合には、おかゆにふりかけもしくは
すりつぶした梅干を混ぜるだけに…

うちの父親も最後の最後はそういう状態でした。

これをひとりひとり、介護現場では対応されているのには
いつもいつも頭が下がる思いです。

今日の話のツボはここからなんですが…

ある介護現場で評判のメニューがあるとか!

歯がなくて噛めない人でもおいしく食べられる魔法のグラタン。

介護を受けている人が食べて、あまりにも美味しいので
レシピを教えてほしいと…

自分のためかなと思っていたら、さにあらず!

こんなおいしいもの自分だけが食べていたら家族に申し訳ない。

家族にもぜひ味わってほしいからレシピを教えてほしいというのが理由。
 
どちらかと言えば、介護食は通常食に比べて劣ると思われるのが一般的。

それが、家族に食べさせてあげたいほど、おいしい。

実にいいお話だと思いませんか?

介護を受けている高齢者にはちょっとした慰問や毎日の食事やおやつ
そしてテレビの娯楽番組が楽しみ。

その中では、とりわけ食事のウェイトは高い。
 
でも予算は限られていて現場は厳しい。

こういうところにこそ、専門家の知恵とそれを共有できる仕組みがあればと願っている(ペコリ)
by mitsuketai | 2011-07-13 21:23 | 食育&地産地消