フレーミング効果とは…

フレーミング効果とは…

人がある選択肢を選ぶ場合、絶対的評価においては同一の選択肢であっても、
選択者のフレーミング(心的構成)が異なると、意思決定が異なってくる効果のこと。
 
たとえば、ある大型客船が座礁して、1,000人の乗客が取り残されたとする。 

そこで船長はA案とB案の対策案を皆に示したとする。

表現方法1
A案による場合、300人が救命ボートで脱出ができる。
B案による場合、70%の確率で全員が船とともに沈没して死亡する。

表現方法2
A案による場合、700人が死亡する。
B案による場合、30%の人が救命ボートで脱出ができる。

多くの人は1ではA案を選択し、2では、B案を選択すると言われている。
 
この場合、客観的にはどちらも同じ内容。
 
つまり300人しか助からないということ!
 
ところが、経済学の世界では、人間は最も合理的な行動を選択することで、
間違った行動を起こさないことを前提に考えることを出発点にしていることが
多いから、合理的な理論では説明できないことがまさに多い。
 
もちろん、その時の感情に流されて、判断を誤るのも人間。
 
同じ内容でも、自分のフレーミング(心的構成)=固定観念に
縛られて、判断を誤ることもある。 
 
また、このフレーミング効果を巧妙に仕掛けられて誤った方向に導かれることもある。
 
このブログでもよく警鐘を鳴らす、1か0か、○か×かのデジタル的思考、デジタル的判断!
 
1か0か、○か×かを言葉に踊らされて、背景に潜む本質を十分検証、
理解をせずに、盲目的に判断することは避けたいものだ!
 
勉強とは何のためにあるかと問われれば、回答はここに尽きるような気がする(ペコリ)
by mitsuketai | 2011-07-28 23:58 | ウラを読み解く?