2011年 09月 25日
おススメ本 瀧本哲史著 武器としての決断思考
毎回、目に付く本は書店で見てから買うのだが、
今回はタイトルと案内を見て、即決買い(苦笑)
瀧本哲史著 武器としての決断思考
京都大学で毎回、立ち見が出るほど満席になると
有名な“意思決定の授業”を一冊に凝縮したもの。
世間一般の人で感じている人は少ないように思うが、
時代の流れは、決まった答えがないカオス(混沌)の時代。
今までのように、決まったレールを歩めば、それで
大体の人生設計ができた時代はまさに今は昔。
これからは自分で答えを見つけ、自分で意思決定を
していく、ゲリラ戦を行く抜かなければならない時代。
しかも、現時点では正しいと思っていた解答が
一夜明ければあっという間に間違っているようなことも…
何が正しい解答か?誰もが予測できない時代。
本格的なディベートを通じて、メリット、デメリットを
的確に理解し、賛成、反対の立場を整理して、
俯瞰をしながら、その時点で最善解を見つけ出し、
行動を起こしていかないと、もはや生き残れない時代。
まさに自分の運命や人生は選択の結果である。
人任せ、専門家任せにしていたら、判断を誤る時代に…
いまや、勉強していない専門家に全てを委ねることほど危険な行為はない。
人生のあらゆる局面で、自分で最善解を見つけ、行動する!
勉強も自己研鑽もなく、邪魔臭いだけでは済まされなくなってきている。
瀧本センセイのおっしゃられることは素晴らしい!
教養課程の授業でありながら、受講生の4割が天下の京大医学部生ということもさすが!
エリートコース中のエリートほど、危機感を感じているのがスゴイ!
自分で答えを出す思考法のヒントやエッセンスが詰まっているのがおススメの理由。
まあ、危機感のない、意識の低い、何事も他人任せの方々にとっては、無用かもしれないが…(ペコリ)