2012年 05月 16日
一途に、一心に
天皇陛下のバイパス手術を担当された先生なのですごく関心がありました。
この番組は感動しました!
どこに感動したのかと申し上げれば、それは天野先生の姿勢。
番組のタイトルにもあるように、一途に、一心に。
どの患者さんにも一途に、一心に取り組まれる姿勢。
決して最後まであきらめない、後悔しないためにあらゆることを想定されるご努力。
そのために月曜日から土曜日まで病院に泊まり込みで、全力投球。
その原点が番組ホームページにも書かれているお父さんとの関わり合い。
若き頃、第一助手として立った父親の心臓手術。心臓に縫い付けた人工弁の糸が1本緩み、
それがきっかけとなって、父親はかえらぬ人となった。
天野は、「父は、心臓手術でこうしてはいけないということを、自分の命とひきかえに教えてくれた」という。
これが天野先生をして、そこまで自分のモチベーションを高めておられることを初めて知りました
僕も今回、素晴らしい先生に11時間を超える手術で命を拾っていただいたので、
自らを重ね合わせるように、この番組を拝聴していました。
誰にも、どんな仕事にも、それぞれに役割があります。
大事なことは自分の能力の限りを尽くして、あらゆることを想定して、事に臨み、
後悔しないために、全力を尽くすことだと改めて感じています。
善良なる性根と決してあきらめない執念を持ち続けて、日々勉強し続ける!
最後はやっぱり、性根と執念と勉強ですね。
立派な先生に出会えることは患者にとって本当にありがたいことです(ペコリ)