おススメ本 『超』入門 失敗の本質

名著 失敗の本質にトライして挫折したことのある人にはおススメです。

それが『超』入門 失敗の本質
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理由は、かくいう私がもう一度、失敗の本質を読み直してみようと思い直したこと。

大東亜戦争における日本軍の6つの作戦…ノモンハン事件、ミッドウェー作戦、
ガダルカナル作戦、インパール作戦、レイテ海戦、沖縄戦での失敗の本質を
分析して組織の敗因と失敗の原因について解説されているのが『失敗の本質』

その名著をさらにコンパクトに分かりやすく解説しているのがスゴイ!

もちろん、この『超』入門 失敗の本質を読むだけでも、エッセンスを読み取ることが
できるので、十分価値があると思います。

戦略性、思考法、イノベーション、型の伝承、組織運営、リーダーシップ、日本的メンタリティーの
7つの視点から読み解いていますが、失敗と成功の差なんて紙一重だなあ!と思い知らされる。

産業力や資源、国力の差が太平洋戦争の成否を分けたように理解してきたが、
実際のところ、大局観や現場の意見を精緻に分析して生かすことや、
前例や過去の成功例にとらわれない柔軟性、硬直した訳の分からん精神主義より
合理的な思考、周囲の空気に流されない冷静さなどなど…

右肩上がり、過去の成功例からのエッセンスを踏襲すれば解決できた
過去問中心主義だけでは乗り切れなくなってきたのが現代社会。

震災復興対策しかり、原発電力問題しかり、景気対策しかり、税と社会保障しかり…

さりとて政治家の皆さんにまかせっきりというのも大きな間違い。

最後は国民ひとりひとりが何が正しいのか、どう考えるべきか、そして何を主張すべきか?

我々小市民にとっての政治参加は集会で意見を聴いたり、投票行動することしか
できないかもしれないが、たったそれだけの行動であってもゆがんだマスコミの報道や
一方的な勢いだけの流れで判断してしまうことのないようにしなければならない。

あの悲惨な太平洋戦争に突入した精神構造は今の日本における状況を考えても
同じような表裏一体の怖さ、脆弱さを感じる。

二度と同じ過ちを繰り返してはいけないし、紙一重の判断の重要性を大切にしなければならない。

これは政治だけでなく、ビジネスにも身の回りのあらゆることにも通じるところがある。

そんなことを改めて気づかせてくれる素晴らしい本です。さすが売上好調なのもうなづける。
by mitsuketai | 2012-06-13 20:23 | おススメ本