なぜザ・プレミアムモルツは売れ続けるのか?

色々なビジネス書を読み漁っていて、素晴らしい書籍に遭遇することも多いのですが、
なかなかうまく表現できないので困っています(苦笑)

それでも、いいなあ!と思った本はご紹介していくことにしました。

かっこいい、的確な書評はできませんが、何かを感じていただいくきっかけになればと…

今回は小学館文庫の『なぜザ・プレミアムモルツは売れ続けるのか?』

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ご存じのように、サントリーのビール事業は2008年 参入以来46年目にして初の黒字化、
その原動力となったのが、高級ビールのザ・プレミアムモルツ。

デフレ、低価格志向の中で、なぜワンランク上のザ・プレミアムモルツが売れ続けるのか?

その裏には関わる人々のいくつもの奮闘ストーリーと考え方が凝縮されています。

今回は文庫本に際して、まえがきと1章と6章の267ページ以降が書き下ろしで追加。

実は、この追加部分、ある意味、この本の内容に貫かれている部分がギュッと凝縮されています。

世界最高峰のビールを作るという開発者のたゆまない、折れない、あきらめない高い志(こころざし)

モンドセレクション最高金賞を受賞して、売れ行き好調にあえて満足せず、
更なる品質の向上を求めて味の変更にチャレンジするリバタライズ(再活性化)という手法。

順調だからこそ変える!というすさまじきリーダーたちの決断、これがリニューアルではなくリバタライズ!

そして人々の価値観や時代の流れの変化を巧みにつかんだ開発、営業、広報の総合力!

かつて一世を風靡した、アサヒのスーパードライはいわば“喉の渇き”を潤していたのに対して、
ザ・プレミアムモルツは“心の渇き”を癒す、いわばじっくり舌で味わうコク味の追求と実現。

3・11の東日本大震災以降、なかなか目に見えない部分で潮目が変わってきています。

低成長時代、閉塞感、ありとあらゆる場面で、人々の心の中は乾いています。

本物に象徴される騙されないやすらぎ感と何かワクワクさせてくれる期待感!

ここは従来までの考え方では答えがなかなか見つかりません。

そんな中で、この本で描かれている、ザ・プレミアムモルツの成功の根底にある考え方はひとつの処方箋。

手軽な文庫本サイズですので、皆さんもご一読されてみてはいかがですか(ペコリ)
by mitsuketai | 2012-07-14 19:25 | おススメ本